スズキ・アルトターボに「ワークス」の追加を期待できる3つの理由

アルトワークスのグレード名というのは、実は初代から基本的な部分では共通しています。

『RS-X』、『RS-R』、『RS/Z』など、”RS”に何らかを追加した発展形という位置づけだったのです。

1994AltoWorks

つまり、アルトターボが”RS”というグレード名で出てきたことは、そのエボリューションモデルとして『アルトワークスRS/#』 の可能性を感じさせるのです。

なお、ツインカムターボを搭載した初代アルトワークスのデビューは1987年冬。その元となったといえるアルトツインカム12RSの誕生は1986年夏頃と一年半ほどの時間がありました。

はたして、「歴史は繰り返す」のでしょうか。

●アルトターボRS(2WD)主要スペック
車両型式:DBA-HA36S
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1500mm
ホイールベース:2460mm
車両重量:670kg
乗車定員:4名
エンジン型式:R06A
総排気量:658cc
最高出力:47kW(64PS)/6000rpm
最大トルク:98Nm(10.0kg-m)/3000rpm
変速装置:5速AMT
燃料消費率:25.6km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:165/55R16

メーカー希望小売価格:129万3840円

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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