2011年3月11日に東日本大震災が発生した際、いち早く被災地へ復興活動用の特殊車両「ゼトロス」8台、「ウニモグ」4台、「Gクラス」8台など20台を提供(寄贈)したダイムラーグループ。
ダイムラーはその後も東北への復興支援を継続しており、震災翌年の2012年4月には被災した地域の創造と変革を担うリーダーの育成を目的にダイムラー・日本財団イノベーティブリーダー基金を設立。
グロービス経営大学院仙台校から100人以上のビジネスリーダーを輩出すると共に、新規事業に対する資金助成を行うなど、被災地での雇用創出にも貢献しています。
震災発生当時、東北の被災者支援を申し出た世界各地のダイムラーグループ従業員と同グループ経営陣、労使協議会が共同で募金キャンペーンを開始。
ドイツ国内で1万人以上の従業員がこのキャンペーンに賛同、7,000万円を超える募金を集め、ドイツ赤十字社を通じて被災した人々に義援金を届けました。
さらに昨年4月からはメルセデス・ベンツ日本(株)が2台の「スマートEV」を宮城県東松島市と岩手県釜石市に震災復興支援の一環として1年間無償で貸与。
両市は復興計画に於いて「スマート・コミュニティ」の構想を掲げ、国が選定する「環境未来都市」に選ばれた街。
実際にこの「スマートEV」使用してみて、非常時に避難所の照明やラジオ等の電源としても使える事が不安を和らげてくれていると言います。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「被災地の復興に向けた課題は山積みながら、震災の記憶を風化させること無く被災地の復興再建に向けこれからも支援していく」としています。
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