ジュネーブモーターショーにおけるメルセデス・ベンツのハイライトは、開幕前にフォトデビューしていましたがSクラスクーペ。Sクラスに搭載済みですが、路面の凹凸を認識してフラットな姿勢を保つ「マジックボディコントロール」をはじめ、コーナーでオートバイのように車体を傾けるという「カーブチルト」機能というべき世界初の装備も採用しています。
インテリアではヘッドアップディスプレイや新開発のタッチパネルを搭載。
エンジンはS500クラスクーペが4.7LのV8ツインターボで、455ps/700Nmを発生し、プレセーフブレーキやアクティブハイブーム、ナイトビューアシストプラスなどの安全装備を満載。
ボディサイズは全長5027×全幅1899×全高1411mm、ホイールベースは2945mmという堂々たる外観で目を惹くのは、両サイドのヘッドライトにスワロフスキークリスタルを使ったLEDを47個も埋め込んだフロントマスクでしょう。
「先代」となるCLクラスとはひと味違った、最上級クーペらしいエレガントなフォルムを引き立てています。
(塚田勝弘)