私事ですが、先週から今週にかけて週の半分以上をお台場で取材しています。そこで見かけるのが15日〜18日まで東京ビッグサイトで開催されている「第20回ITS世界会議 東京2013」に合わせた自動運転および高度運転支援の試乗会で、各メーカーの車両を頻繁に見かけます。
この「ITS世界会議」、先日開催された「CEATEC JAPAN」、そして11月に開催される東京モーターショーの3イベント連携で、自動車工業会も共通のテーマでシンポジウムを開催。テーマはいくつかありますが、自動運転や「交通運転支援システム」がメインになっています。
さて、「CEATEC JAPAN」で日本の市街地を模したコースで自動運転を披露した日産自動車ですが、「ITS世界会議」でも自動運転技術搭載車両、全方位運転支援システムのほか、駐車枠検知機能付の踏み間違い衝突防止アシスト(別会場での体感も)のほか、「LEAF to Home」の給電システムなどを出展。
ほかにも試乗会である「ITS GREEN SAFETY SHOWCASE」のほか、横浜みなと未来V21〜交通管制センターの見学と路車協調システムの体験〜と題し、有料の「テクニカルビジット」も開催しています。
こちらは神奈川県警と警視庁と共催し、クルマと信号機が連携して赤信号停止機会を減らすという路車協調信号制御デモンストレーション。
さらには、「横浜スマートモビリティーコンセプト」と題して、超小型ニューモビリティーコンセプトなどの体験試乗なども実施しています。日産ニューモビリティーコンセプトはリチウムイオン電池を搭載したシティコミューターEV。最高時速は80kmで、全長2340×全幅1230×全高1450mm。なお、今回のサービスでは高速道路は走行できません。
(塚田勝弘)