ついに走行距離9万kmを突破し、最終段階へとステージを進めたフォレスターライブ。フォレスターライブは、1台の新型フォレスターで1年間かけて世界5大陸10万kmを走破するというチャレンジですが、残りは1万kmまで迫ったというわけです。そろそろゴール地点が気になってきますよね。スタートはオーストラリアのブロークンヒルと呼ばれる場所でしたが、果たしてゴールはどこでしょうか?
ところでキャラバン隊は現在、カリフォルニア州にあるデスバレーと呼ばれる場所で実証映像の撮影を終了したとのこと。
デスバレーと聞いて「あ、あの場所ね」と思った人もいることでしょう。この夏、ちょっとしたニュースになっていましたもんね。
デスバレーというのは盆地状になった長野県くらい大きな地域ですが、西半球で2番目に標高の低い地点があってその標高はマイナス86m。盆地状で海抜が低いとどうなるか? 集まった熱気が逃げないんですよ。
というわけでここは、世界気象機関(WMO)が認定する世界で最も高い気温が観測された場所なのです。1913年7月10日に記録された気温は、どのくらいになると思いますか?
なんと57.8℃。
40℃で「暑い!」なんて言っている日本はまだまだですね。
そんなデスバレー、今年の夏も暑かったそうでニュースに取り上げられていました。
なんでも、みんなが道路で目玉焼きを作る実験をして食べずにそのまま放置して帰るもんだから、「目玉焼き禁止令」が発令されたのだとか。半熟でもいいから、最後はしっかりとおいしく頂かなくちゃいけませんよね。
もう真夏ではありませんが、キャラバン隊が訪れた日もフォレスターの外気温度計が示すのはなんと「50℃」!
これだけ暑いとクルマにかかる負担も相当なものになるようで、実はこの「デスバレー」がクルマに詳しい人にとっては聞きなれた地名であることはその暑さに起因するんです。
そう、ここデスバレーは世界中の自動車メーカーが、発売前のクルマ(スクープ雑誌でおなじみの覆面車)を持って耐熱テストに訪れる場所なんですよね。
そんなデスバレーで、フォレスターライブはどんな実証映像を撮影したのか?
映像の公開が非常に楽しみです。
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(工藤貴宏)