日産「ニューモビリティコンセプト」のレンタカーが瀬戸内国際芸術祭へ !

瀬戸内海の島々を巡りながら芸術に触れることが出来る、3年に1度のイベント、「瀬戸内国際芸術祭2013」が開催されています。(7月20日〜9月1日)

今回は春、夏、秋の3シーズンに分けての開催。

 日産ニューモビリティコンセプト (出展 Ubiden)

この芸術祭と連動させる形で、香川県土庄町やソフトバンクモバイル、ベネッセホールディングス、電気自動車普及協議会(APEV)の4団体で構成する「豊島モビリティ協議会」が香川県の豊島で6台の「日産ニューモビリティコンセプト」 を使った超小型モビリティの実証実験をスタート。 

この取り組みは国土交通省による「超小型モビリティの導入促進事業」の支援案件ですが、誰でも豊島の党内観光に利用することが可能となっています。 

車両の貸し出しは「日産カーレンタルソリューション」がサポート。

島内の充電スタンドは家浦港近くの豊島交流センターと、家浦港から4km程先のレストラン「島キッチン」近くの駐車場の2箇所に有りますが、外周道路を巡っても20km以内に収まる為、同車満充電時の航続距離内に十分収まっており、回生などが行われることを考えると、電欠することはまず無い模様。

香川県小豆郡土庄町 豊島

豊島マイクロEVセンターのWebサイトから予約が可能で、利用料金は充電料金を含み、8400円/日。 

 尚、豊島へのアクセスは高松港と宇野港発のフェリーとなり、自家用車は両港の駐車場及び小豆島に駐車することになります。 

 豊島ドライビングマップ (出展 豊島マイクロEVセンター)豊島ドライビングマップ (出展 豊島マイクロEVセンター)

瀬戸内国際芸術祭の夏会期に訪島するもよし、秋会期(10月5日—11月4日)に合わせるもよし。「超小型モビリティ」で島内観光や豊島美術館を訪問する旅も風情が有って良いかもしれません。 

<日産カーレンタルソリューションのサービス概要>
 実施期間: 2013年7月20日~2014年3月31日(予定)
 車両台数: 6台
 利用料金: 8,400円/日(税込、充電料金含む) 

<日産ニューモビリティコンセプトの概要>
 リチウムイオン電池を搭載した電動車両
 最高速度時速80km/h
 長さ2.34m 幅1.23m 高さ1.45m
 車両重量490kg、定員2名

■瀬戸内国際芸術祭2013 Webサイト
  http://setouchi-artfest.jp/ 

■豊島マイクロEVセンター
 http://www.teshima-web.jp/ 

■電気自動車普及協議会(APEV)
 https://www.apev.jp/ 

■超小型モビリティについて(国土交通省PDF資料)
  http://www.mlit.go.jp/common/000990968.pdf 

〔関連記事〕
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 (Avanti Yasunori)  

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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