ホンダ・シビックがWTCC初優勝 表彰台を独占!

2012年からテスト参戦、2013年にカストロールのメインスポンサードを受けて、WTCC(世界ツーリングカー選手権)に本格参戦しているホンダ・シビックが、第三戦スロバキアのレース1において初勝利をあげました。しかも、1・2・3位を獲得、表彰台を独占するという、これ以上はないと思える強さを発揮したのです。

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ホンダ・シビックは、ガブリエーレ・タルクィーニ選手(Castrol Honda World Touring Car Team)がポールポジション、ティアゴ・モンテイロ選手が2番手とワークスの2台 が予選でワン・ツーを獲得したのに加え、「ゼングー・モータースポーツ」のノルベルト・ミケリス選手が3番手をゲットするなど好調。そのまま10周のレースにおいて、それぞれが自分のポジションを守り、ホンダ・シビックがWTCC初優勝、表彰台を独占しました。

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レギュレーションにより、リバースグリッドで行なわれたレース2では、タルクィーニ選手は10番手、モンテイロ選手は9番手、ミケリス選手は8番手からのスタートとなりましたが、追い上げを見せたタルクィーニ選手は3位でゴール。レース1、2つづけての表彰台となり、ポイントランキングでも総合2位となっています。

開発プロジェクトリーダーの堀内大資氏は「レースで走るたびに少し変更を加え、すべてのエリアでパフォーマンスを向上させています。今回はすばらしい結果で、さらによい結果を出すための前進であったと思います。ミケリスのチームも、Civicをこれだけ好調に走らせてくれているので、Honda Racingのファミリーとして、とても心強く思います」とコメント。

まさしく、ドライバー、マニュファクチャラーのダブルタイトルを虎視眈々と狙うホンダ・シビックというわけです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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