ゴールデンウイークには 渋滞を避けたドライブをしたい!そう思って、道路情報を入手して時間帯やルートを考えることも多いでしょうが、そもそも渋滞の定義は、ご存知でしょうか?
渋滞という言葉から、ノロノロとクルマが動いている状況を思い浮かべがちですが、じつはそうでもないのです。
たとえば、JARTIC(日本道路交通情報センター) が道路情報として渋滞表示を行なう基準は高速道路の場合40km/hの速度となっているときといいます。
もともと高速道路というのは最低速度が50km/hとなっていますから、最低速度も出せないくらいの混み具合であれば、渋滞と判断されるのは不思議な話ではありません。
ちなみに、JARTICの基準では、都市高速では20~40km/hが「混雑」で、20km/h以下が「渋滞」となり、一般道では10~20km/hが「混雑」、10km/h以下が「渋滞」となるそうです。
つまり、高速道路が「渋滞」で、一般道が「混雑」になっているからといって、必ずしも一般道のほうが”流れている”とは限らないというわけ。
(山本晋也)