第三世代のポルシェ・ケイマンが世界初公開

従来型より30kgも軽くなり、15%も燃費改善したという第三世代のポルシェ・ケイマンがLAオートショーにてワールドプレミアを果たしました。

 ポルシェ伝統の水平対向6気筒エンジンをミッドシップレイアウトする2シータークーペとして誕生したのが2005年。今回のモデルは2代目となりますが、ポルシェとしては4年前のLAオートショーで発表したモデルを第二世代と数えているようで、このモデルはサード・ジェネレーション(第三世代)と表現されています。

まず用意されるグレードは、標準車とケイマンSのふたつ。

標準車に搭載される2.7リッターエンジンは、最高出力275hp (202kW)、0-100km/h加速5.4秒、最高速度266km/h、燃費性能は7.7〜8.2L/100kmということ。

ケイマンSは3.2リッターエンジンを搭載。 最高出力325hp (239kW)、0-100km/h加速4.7秒s、最高速度283km/h、燃費性能は8.0〜8.8L/100 kmとアナウンスされています。

いずれも、6速マニュアルと7速PDK(2ペダルDCT)を用意。後者のほうが燃費、速さともに優っていると発表されています。

 

なお、ヨーロッパでの発売は2013年3月。日本では2012年12月18日より予約が始まります。

車両価格はケイマンの6MTが612万円、7PDKが659万円。ケイマンSの6MTは773万円、7PDKが820万円。いずれも左右ハンドルが用意されるということです。

 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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