新型マツダ・ロードスターがこだわった「人が主役」のパッケージ

2014年9月にその姿が披露されて以来、様々な情報が公開されてきた4代目となるマツダ・ロードスター。2015年5月20日、ついに正式発表となりました。

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その発表会において、マツダの小飼雅道社長はロードスターの価値や位置づけを次のように紹介しました。

「1989年に発売した『ユーノスロードスター(初代ロードスター)』には、現在、マツダブランドの象徴となっている『人馬一体』の走る楽しさがあり、オープン走行の爽快さ、手頃な価格などを含めて高く評価され、四半世紀を越えて愛されてきました。初代ロードスターの当時のカタログには『だれもが、しあわせになる。』というメッセージがあり、これは、ロードスターのみならず、マツダブランドの進むべき方向を言い当てていたと強く感じています」。

マツダのクルマ作りにおける『人馬一体』というキーワードの原点となっているのが、ロードスターというわけです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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