第二戦を制したのは高橋邦明!【D1GP2012 Rd.2 in 鈴鹿サーキット】

D1GP第二戦が開催された鈴鹿サーキットの1コーナー正面のスタンドは多くの観客で賑わっていました。

というのも、今回のD1は、通常のように振りっ返しのある複合コーナーで戦うのではなく、ストレートから右に曲がるコーナー1本で競われます。複合コーナーのほうがもちろん複雑で、深みのあるオモシロさもありますが、「じゃ、1コーナーでしくじって、2コーナーで取り戻したらどっちがエラいのか?」というのが微妙です。しかし、1つのコーナーで審査すれば、かなり誰にも明らかな結果が出ます。

そのためもあるでしょう。今回の鈴鹿では、サドンデス(同点による再勝負)がほとんどありませんでした。

そんなこんなで決勝に進んだのは斎藤太吾と高橋邦明。トヨタの4ドア対決となりました。

斎藤太吾先行の1本目、ハイパワーのJZX100マークⅡに高橋のマークXもついて行きます。大きな差はないように見えます。

前後入れ替わっての2本目、後追いの斎藤が砂煙を上げてエスケープゾーンに入って行きます。

結果、高橋邦明の優勝となりました。表彰式では、鼻を摘みながら男泣きをこらえてたのが印象的でした。

3位決定戦は、C33ローレルの熊久保信重とE92BMWの上野高広の勝負。今回は珍しくサドンデスの結果、勝ったのは熊久保。

その他、トーナメントの結果は以下の通り。

Rd.2の結果はこちら。

年間ポイントランキングは以下のようになりました。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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