日本車勢がクラス優勝を総なめしたニュルブルクリンク24時間耐久レースでしたが、優勝すると記念モデルという名称で限定車が出る場合があります。
例えばスバルの場合WRCにワークス参戦していた時代にマニュファクチャラータイトルを3年連続取っていた事も有り、毎年のように優勝記念の限定車が発売されていました。
WRCに参戦していたインプレッサだけでなく、レガシィにも優勝記念モデルが設定されていた年も有りました。
そこで今回の優勝、しかもSP3Tクラス2連覇を記念して勝手に限定車を妄想してみました。
すでにニュルブルクリンク24時間レースに勝つために生まれたとも言えるS206 NBR CHALLENGE PACKAGEは100台限定の特別なS206は即完売。
こちらは前回の優勝記念モデルと言うより、今年のレースの参戦車のベースモデルと言った方が良いかもしれません。
もし優勝記念モデルが出るとすれば、やはりベースはインプレッサ WRX STIのセダンモデル。
しかもS206のようなプレミアムプライスでは無く、標準モデル+αくらいの価格が好ましいですね。
さてここから妄想の限定モデルの紹介をしますが、これまでスバルが出してきた限定車のツボを押さえた、リアルに出そうな仕様です。
セダンWRX STIをベースにS206 NBRパッケージに装着されていた形状の大型ウィングに、STI製のフロントサイド、リヤアンダースカートを装着。
特別装備としてはコスト的に厳しいかもしれませんが、是非とも5ドアスペックCに採用されていたアルミボンネットを採用して欲しい所です。
足回りはSTIダウンサスとリヤサスペンションリンクセットを装備。
STIフレキシブルタワーバーも装備してほしい所。
インテリアはメーカーオプションのRECAROシートにニュルのコースを模した専用ロゴ入りシート、センターパネル等には黒系のパネルを使い、センターコンソールにはお約束のシリアルプレート。
フロアマットや車検証ケース、アクセスキーカバー等に専用のロゴを入れてあれば言う事はありません。
ボディカラーはWRブルーのみで、ホイールのカラーはシルバー。メーカーオプションでシルバーのBBSも選択可能。
これでベース車両+20万円くらいならまた即完売かもしれません。
インプレッサ WRX STI Nur V-Limted全国限定500台といった感じでしょうか?
少々設定がリアルっぽくて面白みに欠けるかもしれませんが、S206やtSの存在を考えると求められるのは標準モデル+αの仕様かも知れません。
あらゆる記念モデルを発売してきたスバル。今回はWRX STIがモデル末期と言う事も有り、ひょっとしたらひょっとするかも知れませんよ?
(井元 貴幸)