トヨタがポルシェ911並みの超速EVマシンでニュル周回記録に挑戦!

ドイツの「トヨタモータースポーツGmbH」が8月29日、新開発のオープン・レーシングカーでニュルブルクリンクにおけるEV(プジョーEX1)のコースレコード 9分1.338秒を大幅に塗り替えるべく、挑戦するそうです。

このマシンは2シーターで、全長4190×全幅1785×全高1070mm、車両総質量970kgと軽量設計。2モーター仕様で最高出力280kW、最大トルク800N・mを発生。リチウム・セラミック電池を搭載しており、何と最高速度260km/hを誇り、0-100km/h加速をポルシェ911ターボ並みの3.9秒でこなすとか。かなり強力なマシンのようです。

先日、日産リーフのレーシングバージョン、「NISMO RC」が話題になりましたが、こちらは車両総質量925kgで最高速度150km/h、0-100km/h加速6.85秒。クローズド・ボディという事もあり、一概に比較できませんが、数値からはトヨタ製EVマシンの圧倒的な早さが伺えます。

今回のニュル周回タイムへの挑戦の様子を伝える動画が今から楽しみです。

こちらも併せてお読み下さい。   https://clicccar.com/2011/06/06/31512

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/54059

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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