■「走る・曲がる・止まる」の基本操作を学び、自分の運転を見直すトレーニングメニュー
2024年から、A PITオートバックスが主導する新しいドライビングレッスンがスタートします。その名も「ガッチリトレーニング(通称:ガチトレ)」。
安全に走れる広いスペースを占有し、公道では体験できないようなフルブレーキングによる急制動、パイロンを使ってのレーンチェンジ&スラローム、オーバースピードでコーナリングしたときのオーバーステア/アンダーステアなど、アクセル/ブレーキ/ハンドルをすべて駆使し、まさに“走る・曲がる・止まる”という運転操作の基本を学びつつ、ドライビングスキルの向上を習得してもらうことが狙いとなっています。
サーキットの走行会は敷居が高く感じるという人の入門として、またいざという状況での危険回避テクニックを身につける意味でも、役立ちそうなプログラム内容です。初級・中上級とクラスを分けてコースレイアウトや内容を変えているので、スポーツ走行が未経験の方にも、安全にチャレンジすることができます。
レポーターも、この「ガチトレ」リハーサル現場にお邪魔して実際のメニューを体験させてもらったのですが、繰り返し何度も同じコースを走り込むことで、自分の運転のダメなところや、自分の車の限界を知ることができて、とてもためになりました。
「ここでアンダーが出たから、次はもう少し速度を抑えよう」「このスピードで曲がりきれなかったので、次はもっと早めにブレーキングしよう」などと、その都度テーマを決めて走れば、確実に運転技術はアップします。
サーキットだと、どうしても周りの速い人に気を使ったり、自分のラップタイムばかりが気になってしまい、せっかくの機会を生かせないまま終わってしまうこともあります。
その点「ガチトレ」では1台ずつが安全マージンを取ってコースインしますので、無理なく自分のペースで集中して走れるのがいいところ。
しかもヘルメットやレーシングスーツ、グローブなどの装備も不要で、手軽に参加できます。またプロドライバーが講師についてくれるので、直接アドバイスを受けられるのも「ガチトレ」のメリット。
毎回、車種などを絞って募集するそうなので、同じ車に乗るオーナーで時間を共有できます。
第1回目は2月6日に富士スピードウェイのP2駐車場(CGパーク)を使って開催。募集車種は「アバルト500/595/695」となっています(第2回は「86/BRZ」を予定)。
A PITオートバックス店頭または専用サイトからエントリーを受け付けています。
<ガッチリトレーニング>
第1回開催 日程:2024年2月6日(火)
場所:富士スピードウェイ CGパーク(P2駐車場)
費用:28,000円
対象車種:アバルト500/595/695
クラス区分:初級、中級、上級
運営会社:エーエスレーシング
申し込み:A PIT AUTOBACS SHINONOMEスポーツコーナー または公式サイト、エントリーフォームから
(TOKYO CIAO MEDIA)
【関連リンク】
ガチトレ公式ホームページ
https://www.as-racing.jp/gt.html