■オフロードタイヤと、クラシックなオフローダーを思い起こさせる流線型のボディ
フォルクスワーゲン(VW)は、米国市場にて新たなブランド「Scout Motors」(スカウトモータース)を立ち上げました。
同社は、1960年代から1970年代のオフロードのアイコンである「インターナショナルハーヴェスター スカウト」の商標権利を所有していますが、新たに米国市場向けに新ブランドとして「スカウト」の名称を復活させました。
同ブランドの公式ウェブサイトでは、新型モデルのティザーイメージが公開されています。
スカウトは第1弾として、エレクトリッククロスオーバーSUVとピックアップトラックを計画しており、どちらもレトロな側面を示すスケッチが確認できます。同社では「古典的モデルを連想させる力強いスタンスと直立姿勢」と表現しています。
フロントエンドのティザーイメージでは、肉付きの良いオフロードタイヤと、クラシックなオフローダーを思い起こさせる流線型のボディが見てとれるほか、四角いミラー、ルーフレール、白い革張りのインテリアのように見えるものも見られます。
SUVとピックアップトラックはEV専用に開発された専用プラットフォームを共有しますが、現在のゼロエミッションVWとは何の関連性もないといい、つまりMEBベースの製品との接続はないということが確認されています。
スカウト初のモデルは、2026年に生産開始が予定されています