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■全日本ダートトライアル選手権に参戦! 前回の練習は役立つのか?
●ラリーのコ・ドラの私がダートトライアルに挑戦!
10月1日(土)~2日(日)に行われた、全日本ダートトライアル選手権・第7戦(最終戦)「ダートトライアル in タカタ」にスポットで走らせて頂きました梅本まどかです!
9月の今庄ラウンドは参戦出来なかったのですが、10月のタカタでは走れる事になり、広島まで行ってきました。
私は全日本戦のダートトライアルは、会場に行くのも初めて! 地区戦は1Dayですが、全日本戦は2Dayで行われます。
土曜日の朝に会場に着き、受付→慣熟歩行→ブリーフィング→練習走行1本→車検。というのが1日目のタイムスケジュール。
ラリーの時は常にいろいろやることが沢山あるのですが、ダートラは慣熟歩行は大変だし(舗装路ではない土の上ですし!)、大切な部分だけど、それ以外は比較的時間があってなんだか不思議な感じ。
しかも、練習走行が1本しかないということで、同乗走行などももちろんできません。
会場での練習はほとんどなしでいきなり走る!!っていうのが、ダートラの難しいところ。その不安で胸がいっぱいになりそうでしたが、とりあえずできることをやろうと決めて会場に向かいました。
●まずは1日目。今庄での見学&練習を思い出し…ぶつけちゃった(汗)
「タカタラウンドはハイスピードだから楽しんで♪」と言われていましたが、歩いてみると石が沢山。
「おっと! 今庄とは路面が全然違う…」と最初に戸惑いました。
あと、コースがめちゃくちゃ長い。ストレートのようで微妙に曲がっている箇所も多く、怖がらず踏めるポイントは、お客さんから見えない裏のストレート1ヵ所かな?って感じでした。
うめまど通信vol.104で報告をした今庄のコースは、どちらかというとアクセルとブレーキポイントがわかりやすく、距離も短いので、そこまでスピードがのりません。だからこそ、その安心感と今庄の地区戦で一日、選手の走りを見て、同乗もさせて頂いてから今回の参戦だったので、なんとなくここでこんな動きになっても大丈夫…とか、イメージが凄くできていました。
それで、しっかり踏めて練習したからこそ、滑って…チョコッとぶつけてしまったのですが(笑)
実は、ぶつけてからは、ぶつけないようにという意識が強くなって、その後の練習の数本は全く踏めなかったんですよね。
●今庄との違いに戸惑ってしまった~
ダートはそれ以来の、このタカタのコース。
路面のゴロゴロ具合に全然想像ができず、不安になったので、とりあえずこの練習走行1本は練習だし、本番車で走るので試せる時は試して、あとはゆっくり道を覚えるくらいのゆとりを持ってやろう!と自分の中で決めました。
いろいろしているとすぐに練習走行の時間がきて、準備をして、いざスタート位置へ。
スタートは、ちょっと下りながらもゆるい左カーブという感じなのですが、下りながらちょっと踏んだだけですぐに違和感を感じて「え? 路面ってこんなふわふわなの? いつ飛んでくかわかんない!」と一気に不安になり、それからは…ドライブ。
1周とりあえず回って道を覚えたり、ここはやっぱり踏めそうとか危なそうとか見たりしながら、練習走行は終了しました。
もうこれで、2日目から本番=いきなりアタックとなるので、正直、練習走行後は頭を抱えるくらい悩みました。
どう走っていいかわからず、何ができるかなと…。
●初心者には超難しいコースのタカタを本番でどう攻める?
ラリーで組んでいるドライバーの村田選手は、全日本ダートトライアル戦の選手でもあるので、お話を聞きに行くと、「オレ、ここでやったことあるからね! 初心者には難しいコースだし、あんまり攻めない方がいいよ。楽しんで♪」というアドバイスをもらえました。
1日目はここで終了なのですが、正直ダートラってめちゃくちゃ難しい…というイメージだけで、全く楽しめませんでした(笑)。
唯一楽しかったのは、練習走行をしているところの見学。
速い選手の走りは練習1本目から速く、また、クラスによってマシンも違うから観ていて面白いし、かっこよかったんですよね!
速い人の走りや同じチームの方のインカーをもらえたので、それを見てイメトレをして土曜日は終わりました。
2日目の本番の話は、また次回☆
2本のアタックはどんな感じだったのか!? お楽しみに♪
(梅本 まどか)