■名門パイオニアを立ち直させるNP1!
1938年に創業し、オーディオ、カーナビなどの名門となったパイオニアが非上場企業になる、という情報は、子どもの頃からカーコンポやレーザーディスク、GPSカーナビなどの先進性に憧れを持って触れてきた我々にとって、とても衝撃的でした。
その企業を立て直すべく2020年初頭に代表取締役 兼 社長執行役員となった矢原史朗さんも同様だったようで、相当な覚悟でその立場へのオファーを受けたのだそうです。その就任からちょうど2年を経て全社をあげて生み出されたのがNP1です。
NP1はこれまでカーナビなどで培ってきた技術を結集させて完成させたハードウェアと、販売後もユーザーと繋がり、進化させていくことで売り切り型の商品からの脱却も果たしたものとなっています。
まったくこれまでにないコンセプトの音声のみで案内や操作するカーナビや、万が一のアクシデントやドライブ中に出会った綺麗な風景などを撮った映像や画像をクラウド上に保存するドライブレコーダーなど、一言では言い表せないワクワクする商品となっています。
その発表会場には、大勢のテレビ、新聞、雑誌、Webメディアの記者たちが集まり大きな注目と期待が集まっていました。
●CMに登場する藤本美貴&千原ジュニアが登壇!
そしてゲストは、NP1のCMに登場する千原ジュニアさんとミキティこと藤本美貴さん。ですが、まずはステージじゃなく、NP1のデモカーからNP1のドライブコール機能を使って顔を見せてくれました。
ステージに登壇したミキティはNP1を実際に使った感想を披露。ホントのマネージャーさんにドライブコール機能を使って道案内をしてもらってわかりやすかったとのこと。
旧車に乗るというジュニアさん、NP1はちっちゃくてどんなクルマにも付けられることを感じたとのこと。実際、旧車や輸入車など、カーナビなどのモニターが似合わないクルマにもNP1はウッテツケでしょう。
ミキティもジュニアさんも自分でめちゃめちゃ運転するとのこと。ミキティは子どもを乗せて買い物などに行くとのこと。NP1を使ってみた感想ではスマート音声ナビの曲がるタイミングが絶妙だと絶賛。
ジュニアさんは仕事にもマネージャーを乗せて自分が運転していくのも普通だそうです。NP1の機能では駐車異常通知が気になる様子。愛車家であることが伺えますね。
ここで、お二人のドライブにまつわるエピソードを披露。
ミキティは「デート」。現在の旦那とコソコソとお付き合いしなければならない時代であり、前席に並んで座ることを避け、運転席と後部座席でドライブデートしていたそう。
ジュニアさんは「せいじと」。あまり時間がなく、おふたりで現場から現場、フジテレビから日テレへ向かう途中、故障で止まってしまったときのこと、レインボーブリッジを簡単に封鎖できるやん、と大喜利のような回答です。
実際にクルマを運転して、パイオニアNP1を使ってみた感想が、ホントにリアルに感じられ、パイオニアの本気度がとても伝わる単なるプロモーションではない好印象な発表会と感じました。
(文:小林和久/写真:高橋 学)
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