今年の夏、三菱自動車は日産からフーガのOEM供給を受け、三菱プラウディアとして発表するそうですが、
三菱自動車はミラージュに続きプラウディアという名前も11年ぶりに復活させる模様。
ミラージュは多くのクルマ好きの人々に知られた名前ですが、三菱プラウディアってどんなクルマだっけ?
と言う方も少なくないと思います。
こちらが、三菱プラウディア。
韓国のヒュンダイ自動車と共同開発されたクルマで、ヒュンダイブランドではエクウスの名前で発売。
姉妹車として、リムジン仕様のディグニティも存在しました。
プラウディアと言うクルマは三菱自動車がそれまでフラッグシップとしてきたデボネアに代わり、パーソナルユースも期待された高級車。
エンジンは4.5L V8とパーソナルユースにも応える為3.5L V6も用意。
どちらもGDIを採用し、駆動方式はFFのみでした。
デボネアが三菱グループの役員車等でしか使用されなかった事が殆どで、起死回生のデビューとなりましたが
実際の所は三菱自動車のリコール隠し問題の時期と重なり、販売は振るわず。
結局デボネア同様三菱グループの役員車等での販売が多かったようです。
実際の販売台数はプラウディアが1228台。ディグニティに至っては、たったの59台。
生産されていたのは1年ちょっとでした。
今となっては激レアのクルマですが今年発売になるプラウディアこそ、三菱自動車のフラッグシップとして、一般ユーザーにも受け入れられるのか見守りたい所です。
(井元 貴幸)
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