「生産正常化、しかし…」大幅マイナスとなったインドで、どうするホンダ

ホンダのインド現地法人、ホンダシエルカーズインディア・リミテッドは、昨年、タイで発生した洪水被害の影響により部品供給が滞ったことで2011年11月より減産していた自動車生産について通常の生産に回復したと2月15日に発表しました。

生産正常化により、1日の生産台数は2月15日より370台、次週からは440台のフル生産となる見通しで、新型「シティ」(写真)と、

 

「BRIO(ブリオ)」(写真)の生産はすでに再開し、「ジャズ」(日本名:フィット)の生産も2月下旬にスタートする予定です。

ホンダにとって、今回の減産はインドでの販売に大きな影響が出たようで、2011年の新車販売台数は前年比-24%の1万6734台にとどまりました。
乗用車市場の成長率がプラス5%、ホンダと同じくインドをターゲットとした新型車「エティオス」を発売しているトヨタがプラス82%という数字と比べると、そのダメージがいかに大きかったかがわかります。
2012年、インドでホンダの反撃はあるのでしょうか。

【クリッカー編集部】