■3.0リットルV型6気筒ディーゼルが予想されるが、最強バージョン「R」にも期待
フォルクスワーゲン(VW)は、現在開発中のピックアップトラック「アマロック(Amarok)」のティザーイメージをリリースしました。
2010年に発売されたアマロックは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しデビュー。2016年にはディーゼルエンジンを刷新、新開発の3.0リットルV型6気筒エンジンが設定されており、これが12年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
姉妹モデルであるフォード「レンジャー」は11月、第4世代となる新型を発表したばかりで、それに伴うかたちでのデビューとなりそうです。
新型では、コスト削減のためレンジャーとボディパネルのいくつかを共有、サイドミラーキャップも共有します。
しかし、ボンネットフード、フロントフェンダー、ヘッドライト、フロントグリルなどは異なり、大きく差別化が図られているようです。
公開されたスケッチでは、ホイールアーチ周りにプラスチック製のボディクラッディングを備えたワイドフェンダーが見てとれます。また、フロントグリルにはLEDライトバーを配置、レンジャーよりスポーティなイメージです。
後部のスケッチはありませんが、LEDテールライトの形状は同じながら、グラフィックスは異なると予想されています。
キャビン内には、センターコンソールがタッチスクリーンにより支配されています。こちらもレンジャーと酷似したレイアウトになりそうですが、コントロールボタンなどのデザイン、配置は独自のものになります。
また、オートマチックトランスミッションのギアレバーの形状が異なるほか、カップホルダーが後方に設置、電動パーキングブレーキやドライブモートセレクターの位置も異なっています。
パワートレインは、アップデートされた3.0リットルV型6気筒ディーゼルが予想されますが、最強バージョン「R」の設定も噂されています。
アマロック市販型は2022年に次世代型へ切り替わり、南アフリカとアルゼンチで生産、来年後半から欧州で販売予定となっています。