ベロフ「プレシャス・レイZ」なら1万円でLEDヘッドライトに交換!梅本まどかがやってみた!!

■夜のドライブを安全、安心、だけじゃない、見た目もカッコ良く!

●ハロゲンライトはもっと明るくできる

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
梅本まどか:元SKE48チームEリーダーで、現在は全日本ラリーにも参戦するタレント。大型二輪免許も所持するほどの乗り物好き。愛車は中古で買ったばかりのトヨタ86とホンダCB400SF

秋の夜長というくらいで、それと比例して日没時間もどんどん早くなっています。気がつけば、ドライブの帰り道でもう真っ暗ということもありますよね。

そんな夜のドライブで重要なのが、言うまでもなくヘッドライト。実はクルマのヘッドライトはどんどん進化しています。以前はヘッドライトを明るくするとなると、ハロゲン球のワット数(=電力消費量)を上げなければならず、それではバッテリーに大きな負担をかけることになってしまいます。その後、ハロゲン球より明るいHID(放電式)のヘッドライトが開発されましたが、今度はコストや取付作業の負担が大変でした。

そんな今、もっともトレンドなのが、なんと言ってもLED(発光ダイオード)方式。消費電力も小さく、開発が進んだ現在ではおサイフにもそれほど厳しくないと聞きます。

ちょうど、clicccarでもコラムを連載中の梅本まどかちゃんが、夜のドライブに不安があるとのことを聞き、ヘッドライトのLED化について、乗り物のライトに関して長い歴史とノウハウを誇るベロフジャパンへ一緒に行ってきました。

●ハロゲンやHIDのお悩みも一発解消!

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
東京・世田谷にあるベロフ本社のガレージで勉強会スタート

諸星(以下☆):梅ちゃん、お久しぶりです。ナイトドライブで悩み事があるんだって?

梅本まどか(以下梅):お久しぶりですー。そうなんですよ。夜は少しでも明るいほうが楽に走れると思っているのですが、どうしていいかわからないことが多くて。それでご相談なんです。

☆:梅ちゃん、最近の新車ってヘッドライトが明るくて、光の色が白いって感じたことない?

梅:あります、あります。すれ違っても、ミラーに映るとキリッとした白い光だったりしますよね。

☆:大正解。最近の新車の多くはヘッドライトにLEDを使っているんだ。ちょっと前まで、大半のクルマのベーシックモデルはハロゲン球、上級グレードだとHIDを使ってきた。それぞれの発光の仕組みの説明は省くけど、まずハロゲン球は基本的にはワット数を上げないと明るくならない。

いっぽうハロゲンバルブをHIDに交換する方法もあるんだけど、装置が大きくて取り付けが大変。ところが、ハロゲンバルブをLEDに換えるのは、断然ラクチンなんだよね。

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
LEDバルブなら手間もかからずバツグンの効果が得られます

梅:それって、ようするに電球交換のようなイメージですか? 私にもできるかな?

☆:簡単にいえばそんな感じ。正確にはLEDは電球じゃないんだけど、バルブと呼ばれる電球部分をハロゲンバルブからLEDバルブに交換すればいいだけ。LEDバルブは、カー用品店などで手軽に手に入るから、ちょっとコツを覚えれば梅ちゃんでもできるよ。今日は、DIYにもチャレンジしてみよう。

●創業は自転車の電球、ベロフは長い歴史を誇る自動車用ライトのプロ

梅:LEDって最近はいろいろなところに使われていますよね?

ベロフ「プレシャス・レイZ」
ベロフの交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」のH4タイプ。白いシャープな光が特長の6500Kモデル
ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
こちら見やすさを重視した「プレシャス・レイZ」H4タイプの4500Kモデル

☆:おっ、よく知っているね。お部屋の照明にはもちろん、信号機なんかもLEDが増えてきた。だから、単にLEDといってもいろんな種類や性能があるし、目的によって大きく違いもあるんだ。

自動車用の交換用LEDバルブだけでも、その性能はさまざまで、素子そのものはもちろん、製品になったものでもちょっと首を傾げてしまうものもある。ヘッドライトは何十mも先まで照らすけど、その光のもとはこんな小さな部品でしょ。それがちょっとずれただけでも、何十mも先では大きなズレになっちゃうんだ。だからまず、そうした精度がきちんと守られていることが大切。

それに、LEDバルブの特徴として、ハロゲン球に比べて熱くならないと言われている。これはある意味正解なんだけど、ある意味間違いでもあるんだ。LEDバルブの光自体は熱くないんだけど、LED素子やその他の電子部品はかなり発熱するので、LEDバルブとしてはかなり熱くなる。過熱はLEDの性能低下につながるから、熱をどう逃がすかの技術もすごく大切なんだよ。クルマ用だからなるべく小さく軽くあって欲しいしね。

梅:小さなLEDバブルだけど、いろんな工夫が必要なんですね。

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
バルブボディから放熱フィンまでをアルミで一体成型、防塵・防水IP65仕様のファンで冷却もばっちり。1万時間以上の長寿命を実現!

☆:そうだね。その点、ベロフの製品は安心だ。ベロフはもともと自転車用ライトの電球作りから創業した会社が原点で、自動車のハロゲンバルブはもちろん、後付けのHIDを日本で初めて実用化した会社でもあるんだ。カー用品を中心にいろんな製品をリリースしているけど、ライトに関する製品を創業から一貫して作り続けている。だから、たくさんのノウハウを蓄えているんだよ。

例えば「プレシャス・レイZ」についていえば、2年の製品保証が付くのもその自信の現れだね。

梅:すごい! やっぱりちゃんとした製品には歴史があるんだ。

●ハロゲンバルブとほぼ同形状だから手軽にLED化できる!

☆:では、さっそく、この先代フィットの純正ハロゲンヘッドライトバルブをベロフのLEDバルブ「プレシャス・レイZ」に交換してみよう。

梅:バルブの交換作業ってどんなクルマでも同じなんですか?

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
ヘッドライトの後ろに手が入りそうなら、まずはバルブに接続されているコネクターをはずします

☆:昔はほとんどのクルマのヘッドライトがH4という規格のハロゲンバルブで、大体はエンジンルームからヘッドライトの後ろ側に手を入れれば作業ができる時代もあったんだけど、今はバルブのタイプも数種類あるし、スペースが無くて手が入らなかったり、他のパーツを外さなければならなかったりする車種も多い。その辺は、ベロフのバルブ適合表に詳しく書いてあるから心配はないよ。ただし、光軸(ライトの照らす方向)がずれてしまう可能性があるので、交換後は光軸調整が必要な場合もある。ずれていると対向車が眩しかったり、自分が見えにくかったり、それに車検も通らないこともあるからね。

梅:えー、なんか難しそう…。

☆:だけど大丈夫。今回は一番簡単そうな車種を選んだので梅ちゃんにもできるはず。基本的作業は、ヘッドライトの裏側にある電気のコネクターをバルブから抜く。そしてゴムの防水カバーを外す。最後にバルブを固定しているクリップを外せばバルブは外れる。取り付けはこの逆の作業でOK。

梅:コネクターはこれですね。この黒いやつを抜いて、ベロがついているゴムのカバーを外し、針金でできたクリップを上に持ち上げながら後ろに引っ張って……。クリップがちょっと難しいけど、ハロゲンバルブが外れた!

ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
次にゴムの防水カバーを外します
クリップを外す
バルブを固定しているクリップを外します。押し込んで横にずらすのがコツ
バルブの取り外し
ハロゲンバルブが取り外せました

☆:このハロゲンバルブのガラス部分やLEDバルブの光る部分には素手で触らないことが大切。手の皮脂や汚れが付いてしまうと放熱が悪くなり、異常過熱してバルブが割れる可能性やバルブ寿命を短くするからね。もし触ってしまったら、無水アルコールなどで拭き取ってね。

そしてこれが、ベロフのハロゲン交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」だ。ハロゲンバルブとほぼ同じ形状で、LEDの画期的な明るさを実現した優れものだよ。このプレシャス・レイZも、ハロゲンバルブと同じように3本足の端子よりも先(前方)は触らないこと。よし、そうしたらさっきの逆の手順で取り付けてみて。

梅:うーん、バルブがうまく入らない……。

☆:ヘッドライトの前、レンズ側から見るとバルブの状態がわかるから、それを確認しながらやると楽だよ。

LEDバルブの取り付け
ベロフの「プレシャス・レイZ」を装着。あとは逆の手順を行うだけ
作業中のまどかちゃん
バルブ交換中の梅本まどかちゃん。ラリーのコ・ドライバーだけあって腕前はなかなかのもの

梅:入った! でもやっぱりバルブを固定するクリップが難しい…けどできた。あとはカバーをつけて、コネクターを差し込んで…できました。

☆:コネクターを差したら、ヘッドライトのスイッチをオンにして点灯を確認しよう。

梅: ゼンゼン違う、昼間でも明るさの違いがわかる〜。

☆:これから、暗くなるまで走ってライトの性能を確認してみようね。

梅:うわー、久しぶりのドライブ。楽しみです〜!

●見るべき場所がちゃんと見える!

ベロフの交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
ハロゲンバルブのロービームの様子
ベロフの交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
ハロゲンバルブのハイビームの様子

☆:梅ちゃん、「プレシャス・レイZ」の印象は?

梅:すごい! 見え方がぜんぜん違う。ハロゲンのときは、ライトの色が黄色かったからなんとなくボヤッとした見え方だったけど、「プレシャス・レイZ」だといろいろなところがきちんと見えるんですね。とくにトンネルの中に落ちている石とかがわかりやすい。ハロゲンだとそこにものがあるのはわかるけど、道の色と似ているとそれが石なのか道路の一部なのかがわかりにくいけど、白い光だとそれが惑わされない。

ベロフの交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
ベロフ「プレシャス・レイZ」6500Kのロービームの様子
ベロフの交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」
ベロフ「プレシャス・レイZ」6500Kのハイビームの様子

☆:そうなんだよね。白色の光だと色が溶け込むことがないから、それぞれの色の違いがよりわかりやすくなるよね。明るさ自体も、H4バルブの場合ロービームで3200ルーメン(※ルーメンは照らされている側の明るさの単位)、ハイビームだと3600ルーメンあるから、圧倒的に明るいのがわかるでしょ。

梅:ラリーだと走っているときに瞬時に判断してドライバーに伝えないといけないから、判断ミスがなくなってタイムにも影響しそう。ということは、普段の運転でも安全になったり、楽にドライブできたりってことですよね。

トンネルでの配光テスト
ベロフ「プレシャス・レイZ」4500Kのロービームの様子
トンネルでの配光テスト
ベロフ「プレシャス・レイZ」4500Kのハイビームの様子

☆:ハロゲンバルブに比べると、光のラインがキリッとしているのがいいでしょ?

梅:そうそう。そこも気に入ったところです。トンネルの壁を見ると光が当たっている場所と、当たっていない場所がはっきり分かれているので、見る場所を絞れるのがいいです。ぼんやり見えていると「何だろう?」と思って、一生懸命見ちゃって見るべき部分がおろそかになりそうだけど、見るべき部分をちゃんと見せてくれるのがいいですね。

それから、さっき車外からライトを点けたクルマを見たんですけど、ヘッドライトが白く光っていて白い光を出してるのって、とても未来的ですね。クルマがカッコ良くなったとも思いました。

ライトの様子
ハロゲンバルブの点灯状態
ライトの様子
ベロフ「プレシャス・レイZ」6500Kの点灯状態
ライトの様子
ベロフ「プレシャス・レイZ」4500Kの点灯状態

☆:そうなんだよね。今どきのクルマなら、ヘッドライトは白いほうがカッコイイし、スタイリングにもマッチする。逆に、80年代以前の日本車とか、ちょっと古めのヒストリックカーなんかだと、温かみのある色のほうがピッタリくる。

でも大丈夫、ベロフの「プレシャス・レイZ」には白っぽい6500K(※ケルビン=色温度の単位。ここでは色の白さを表し、数字が高いほうが白い)に加えて、そんな少し前のクルマのデザインにもマッチする4500Kも用意されている。もちろん、見た目はハロゲンっぽいけど、明るさや見やすさはLEDの実力ってワケだね。バルブタイプも、H4をはじめさまざまなタイプに対応しているし、フォグランプ用バルブもあるよ。

梅:ライトの世界も奥深いですね。これで価格は1万円以下で手に入るんですか〜! 見た目と安全、安心のため、ワタシの愛車86のヘッドライトもLEDに交換します!!

「プレシャス・レイZ」フォグランプ交換用LEDバルブ
「プレシャス・レイZ」フォグランプ交換用LEDバルブ。イエローが鮮烈な2900K
「プレシャス・レイZ」フォグランプ交換用LEDバルブ
「プレシャス・レイZ」フォグランプ用LEDバルブは悪天候時にも優れた被視認性を発揮
「プレシャス・レイZ」フォグランプ交換用LEDバルブ
「プレシャス・レイZ」フォグランプ用のバルブ形状はH8/H11/H16に対応
価格表
ベロフ交換用LEDバルブ「プレシャス・レイZ」価格表

※「プレシャス・レイZ」は、全国の『オートバックス店舗』をはじめとした各カーショップ、またはインターネットでも購入できます。

(文:諸星 陽一/出演:梅本 まどか/写真:井上 誠)

【関連リンク】

・ベロフ「プレシャス・レイZ」
https://www.bellof.co.jp/automobile/preciousray-z/

・ベロフ・オンラインショップ
http://bellofstore.net/?mode=grp&gid=2120081

Sponsored by Bellof Japan

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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