ハイパフォーマンスカー向けランフラットタイヤ「MICHELIN Pilot Super Sport ZP」がレクサスLC500コンバーチブルのOEタイヤに採用

■過酷な耐久レースから生まれた数々の技術を投入

ミシュラン パイロット スーパー スポーツ ゼットピー
ハイパフォーマンスカー向けランフラットタイヤの「MICHELIN Pilot Super Sport ZP」

ミシュランは、新型車レクサスLC500コンバーチブルの新車装着用タイヤとして、ハイパフォーマンスカー向けランフラットタイヤ「MICHELIN Pilot Super Sport ZP(ミシュラン パイロット スーパー スポーツ ゼットピー)」が採用と発表しました。タイヤサイズは、フロントが245/40RF21、リヤが275/35RF21となります。

レクサスLC500コンバーチブル
レクサスLC500コンバーチブルの新車装着タイヤに採用された「MICHELIN Pilot Super Sport ZP」

タイヤにとって過酷なシーンであるレースから生まれた「MICHELIN Pilot Super Sport」は、耐久レース向けに開発された技術を採用することで、過酷な走行条件下でも安全性を損なうことなく、優れた耐摩耗性と卓越したグリップ力を発揮するとしています。

技術面では、「デュアル・コンパウンド2.0」の採用がトピックス。省燃費タイヤ用のシリカと耐久レース用に開発された2種の異なるコンパウンドで構成され、過酷な走行状況の下でも安全を確保するのに必要な、優れた耐摩耗性と卓越したグリップ力を発揮するそうです。

デュアル・コンパウンド2.0
「デュアル・コンパウンド2.0」のイメージ
ハイブリッド・アラミド/ナイロンベルト
「ハイブリッド・アラミド/ナイロンベルト」のイメージ

また、「ハイブリッド・アラミド/ナイロンベルト」も採用されています。アラミドとナイロンをハイブリッド化することで、低荷重領域ではナイロンのしなやかさで快適な乗り心地が得られます。一方、高荷重領域では、アラミドの強度特性を活用することで、コーナリング性能を全荷重域で向上。さらに、低空気圧時におけるタイヤ剛性も確保されます。

「ランフラット補強ゴム最適化技術」も採用されています。新規フィラー技術を適用し、ランフラットタイヤとしての耐久性と省燃費の両立を実現する技術です。車両前後荷重配分を考慮し、補強ゴム厚さをフロントとリヤタイヤでそれぞれ最適化。

ランフラットタイヤ
「ランフラット補強ゴム最適化技術」を採用

「MICHELIN Pilot Super Sport ZP」は、レクサスLCが持つトップクラスのスポーツ性能とパフォーマンスを十全に発揮すべく、開発されたハイパフォーマンスカー向けスポーツタイヤ。

レクサスの求めるあらゆる性能に応えるため、最新のランフラットタイヤテクノロジーを採用することで、突然のパンクによる急な空気漏れが発生しても、安定したハンドリング性能の維持に貢献。さらに、タイヤ重量と転がり抵抗の低減という環境面にも配慮され、さらにオーナーの求める快適な乗り心地も提供するとしています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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