今年13回目の開催となる、日本最大級の環境展示会が12月15日(木)~17日(土)の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。
環境に関わるあらゆる分野のモノやコトが揃うこの展示会において、大人も子供も楽しみにしているメニューがエコカー体験乗車です。各メーカーの担当者が運転するクルマに同乗し、ビッグサイト周辺を一回りできます。今年はトヨタFCHV-adv、三菱i MiEVおよびi MiEV(G)、MINICAB MiEV、日産リーフ、マツダ・デミオ・13-スカイアクティブ、三菱RVR、トヨタFCHV-BUSが用意されました。
希望者はまず受付カウンターで、希望する車種と乗車できる時間帯を選びます。
乗車票になる番号札を受け取り、VIP駐車場の脇にあるテントで乗車するクルマを待ちます。
乗るクルマによっては、降りる際に粗品やパンフレットがもらえます。
航続距離に限りがあるEV達に欠かせない充電タイム。
3台仲良く並んで充電タイム。
臨時充電所のため、100Vコンセントからの普通充電のみ。時間がかかりそうだ。その代わり充電ケーブルが細いので、女性にも扱いやすいでしょう。
同駐車場は、東京駅丸の内北口行き無料送迎バス乗り降り場にもなっていましたが、環境展示会だけにバスは、CNG、アイドリングストップ、ハイブリッド車という環境配慮タイプで運行されていました。この日は、車両繰りの関係で日野ブルーリボン・シティ・ハイブリッドのみが投入されていました。その中には、最新モデルのポスト新長期規制適合のISO10穴ホイール車も。方向幕も会期中のスペシャル仕様です。LED幕は好きではないのですが、事業者側に立てば、営業所間移籍やこういったイベントの際に簡単に書き換えができるメリットがあるため、新車投入はもちろん、使用中の車両のLED化改造も全国の事業者で急速に進んでいます。
エコプロダクツというと、その方面に興味がない人しか行かないと思われがちですが、このエコカー試乗会をはじめとして、普通の子供から大人まで楽しくエコを学べる仕掛けがあちこちにありますので、未経験の方は来年ぜひ足を運んでみてください。
(Autanacar)