795万円のレクサスIS Fは600万円のTRDパーツが550万円になってお買い得!?

レクサスのスポーツサルーンとして5.0リッターV8エンジンを搭載したIS Fがマイナーチェンジ。今回のトピックスは、ZF製のモノチューブ式ダンパーを採用したことにありますが、価格も従来より上昇した795万円となりました。

 

そして、この国産車でも指折りの高価格な一台に対して、メーカーワークスであるTRDが用意したオプションパーツ群が、これまた驚きのセレブ価格。

 

LEXUS IS F “Circuit Club Sport Parts”と名付けられた、そのパーツ群は、軽量ボディキットやサスペンション、LSD、マフラーといった内容ですが、ともかくカーボン、チタン、マグネシウムといった高価な素材を惜しみなく使っているのが特徴。

 

 

もちろん価格も素材に見合ったもの。

 

たとえばカーボン・フード(ボンネット)は81万9000円、同じくカーボン製のフロント・スポイラー、リヤ・ディフューザー、リヤ・スポイラーのセットは159万3900円。

 

そのほか2Way 減衰力調整式 サスペンションキット117万8100円、マグネシウム鍛造ホイールタイヤセット99万7500円、チタンマフラー52万2900円といった具合。

 

そしてステージ3と名付けられたパッケージの価格は556万8885円。

 

ちなみに、このステージ3パッケージのパーツを単体で購入すると601万7550円ということですから「セットで買えばお買い得」というわけですが、この価格になると高いのか安いのか、お得なのかどうかも麻痺してしまいませんか。

 

ともかく795万円+556万8885円=1351万8885円を用意できる貴方、ひとつIS F・Circuit Club Sportエディションにチャレンジしてみませんか?

 

 

(山本晋也)

 

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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