■次世代のインフォテインメントシステムとソフトウェアに注目
フォルクスワーゲンの名車「ゴルフ」は、2024年に販売50周年を迎えますが、フォルクスワーゲンでは同ブランドの過去と未来を祝うことが計画されている、ということが判明しました。
現在同ブランドは、8代目ゴルフのフェイスリフトに向けて準備を進めており、ワールドプレミアは1月末に発表される可能性が高いことがわかりました。このリフレッシュは、2024年に販売50周年を迎えるブランドのゴルフにとって重要なものとなることは間違いありません。
まもなく登場するゴルフ「8.5」世代は、視覚的に洗練された機能、新しいアシストシステムとパワートレイン、そして次世代のインフォテインメントシステムとソフトウェアを含むいくつかの機能強化をもたらすでしょう。
さきごろゴルフでは、初期段階でソフトウェアの問題が発生しやすい、完全タッチベースのインフォテインメント設定が批判を浴びましたが、この点には大きな改良がなされます。
先日、アップデートされたゴルフの最新ティーザー画像を披露しましたが、その画像では同社の電動IDブランドのLEDにインスピレーションを受けて改良されたグラフィックが確認されています。またフロントエンドでは、新型「パサート」と同様の形状の新型バンパーを装備、リアエンドのデザインも改良される予定が分かります。
フォルクスワーゲンでは、同車の最新バージョンを導入することに加えて、世界中のイベントで歴代モデルを紹介しながらゴルフの50周年を祝うと述べており、歴史的な7世代のラインナップがパリとブレーメンでのショーに出品予定とのことです。
車両の中には、1969年にヴォルフスブルクで開発された、めったに見られない 「EA 276」コンセプトカーも含まれるといいます。このコンセプトカーは、初代ゴルフの初期の先駆者であり、ジョルジェット・ジウジアーロが最終的にデザインした最終量産モデルとは大きく異なっているのが特徴です。
ゴルフの改良新型は2024年1月下旬にワールドプレミアされた後、2024年春に発売が予定されていますが、日本でも何らかのゴルフ50周年パーティーが見られるか、期待したいですね。