CBR1000RR-Rオーナー必見! ホンダのチャンピオンマシン展示イベントに行ってきた【バイクのコラム】

■Hondaウエルカムプラザ青山にチャンピオンマシンが並ぶのは2023年12月27日(水)まで

鈴鹿8耐を制したTeam HRC with Japan PostCBR1000RR-R FIREBLADE SP(手前)は筆者憧れのマシン。
鈴鹿8耐を制したTeam HRC with Japan Post
CBR1000RR-R FIREBLADE SP(手前)は筆者憧れのマシン

地下鉄・青山一丁目駅からすぐという好立地にあるHondaウエルカムプラザ青山では、2023年12月14日から12月27日までの期間、『2023 SEASON MOTOR SPORTS CHANPIONS』という特別展示イベントを開催しています。

ひと言でいえば「チャンピオンを獲得したチームとドライバー・ライダーたちの栄光を称えると共に、その選手たちが搭乗し、輝かしい記録を積み重ねたマシンを展示いたします」というものですが、台数ベースでいえば圧倒的多数なのは、もちろんバイクです。

五十路リターンライダーとして国産最高峰モデルに憧れ、結果としてホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)に乗っている筆者としても、自分の愛機をベースにしたチャンピオンマシンが並んでいるとあって、いそいそとウエルカムプラザ青山へ向かいました。

お目当てのマシンは、2023年の鈴鹿8時間耐久レースの優勝マシンであるゼッケン33「Team HRC with Japan Post CBR1000RR-R FIREBLADE SP」。HRCワークスカラーと「日本郵便」デカールのコラボレーションは、世界最速の郵便配達マシンと洒落たくなるカッコよさだと思っているのは筆者だけでしょうか。

その横には、EWC(FIM世界耐久選手権)のマニュファクチャラーズタイトル獲得を記念して、「F.C.C. TSR Honda France CBR1000RR-R FIREBLADE SP」が飾られています。さらに、全日本JSB1000クラスの「Astemo Honda Dream SI Racing CBR1000RR-R FIREBLADE」も並んでいます。

FIM世界耐久選手権(EWC)参戦マシンと鈴鹿8耐仕様の違いを見つけるのも楽しい。
FIM世界耐久選手権(EWC)参戦マシンと鈴鹿8耐仕様の違いを見つけるのも楽しい

それにしても、鈴鹿8耐マシンとEWCマシンが意外なほど違う仕様となっているのは発見でした。基本的な部分は共通ですが、エンジン回りの部品はかなり異なっているように見えましたし、空力についてもアプローチは違っているようです。

たとえば、透明なスクリーン部分には小さい穴が設けられているのですが、8耐マシンとEWC仕様では、その形状はまったく異なるものでした。

なんのノウハウもなく真似しても意味がないのはわかっていながら、こういう部分を愛機に取り入れてみたいと想像するのも、こうしたイベントでの楽しみかもしれません。

●様々なカテゴリーでチャンピオンを獲得したホンダのマシンたち

トライアルやラリーレイドなどオフロードカテゴリーのチャンピオンマシンも並ぶ。
トライアルやラリーレイドなどオフロードカテゴリーのチャンピオンマシンも並ぶ

そのほかのバイクでは、オフロード系のチャンピオンマシンが数多く展示されています。

モトクロスの「Team Honda HRC CRF450R」、ラリーレイドの「Monster Energy Honda Team CRF450 RALLY」を間近に見ることができるのは貴重な機会といえるでしょう。

圧倒的強さを誇るトライアルの「Repsol Honda Team Montesa Cota 4RT」は、当然ながら展示されています。

四輪では、スーパーフォーミュラのチームチャンピオンに輝いた無限のTEAM MUGEN SF23が入口近くの一等地に飾られています。

2023年のスーパー耐久において並み居る4WDターボのライバルを蹴散らしシリーズチャンピオンとなったシビックタイプRも展示されていた。
2023年のスーパー耐久において並み居る4WDターボのライバルを蹴散らしシリーズチャンピオンとなったシビックタイプRも展示されていた

そしてウエルカムプラザ中央で目立っていたのが「Honda R&D Challenge FL5」。スーパー耐久でST-2クラスのチャンピオンに輝いたシビックタイプRです。

こちらはホンダとしてのワークス活動ではなく、あくまでホンダ社員の自己啓発的クラブ活動として運営されているプライベートチームのマシン。スーパー耐久ではST-2という4WDターボが主体のクラスに参加していましたが、4WD勢を蹴散らし、シリーズタイトルを獲得したというから驚きです。

シビックタイプRはFF最速を超え、国産ターボ最速を目指すべきかもしれません。

●記念写真を撮るスポットも用意され、カジュアルに楽しめる

トライアル競技では世界34連覇のスーパースター、トニー・ボウ選手になり切れる顔ハメも用意されている。
トライアル競技では世界34連覇のスーパースター、トニー・ボウ選手になり切れる顔ハメも用意されている

Hondaウエルカムプラザ青山で開催中の『2023 SEASON MOTOR SPORTS CHANPIONS』では、映えスポットも用意されています。

HRCと2027年までの長期契約に合意、ホンダと共に20年以上もトライアルを戦い続けることを発表したばかりのトニー・ボウ選手になりきれる顔ハメパネルは、ぜひとも記念撮影をしておきたいスポット。

筆者のようにひとりで訪れても、ウエルカムプラザのスタッフにお願いすれば快く撮影をしてくれます。恥ずかしがらずに、世界チャンピオンになりきりましょう。

また、ホンダのモータースポーツイベントでおなじみとなっている、MotoGPマシン「RC213V」に跨って肘すりポーズをとれる展示もあります。

ゼッケン93のMotoGPマシンに跨って、肘すりを疑似体験できるのは貴重な機会。
ゼッケン93のMotoGPマシンに跨って、肘すりを疑似体験できるのは貴重な機会

せっかくの機会と筆者もチャレンジしてみましたが、膝で体を支えなければ、ポーズを取ることはできず、降車する際には、そのまま転がってしまうという有様。

ここまで傾けた状態でバイクをコントロールしているトップライダーの凄さの、ごく一部でも体感できるという意味でも、いい経験になりました。

是非とも12月27日までの期間中に、Hondaウエルカムプラザ青山を訪れ、世界トップのバイクが持つ迫力を間近で感じて欲しいと思います。

自動車コラムニスト・山本 晋也

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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