「イージスクーペ」はまるでアベンジャーズ!? 最強デザイナーチームがかつてない斬新なコンセプトを提案

■サイドウィンドウだけでなく、ルーフとリアハッチ全体に広大なガラスを採用

BMW、ボルボ、フォルクスワーゲンでの経歴を持つプロのデザイナーが集結、アベンジャーズさながらの最強チームがフルエレクトリックと内燃機関(ICE)の両方のパワートレインを持つ「Aegis Coupem」(イージスクーペ)を提案しました。

イージスクーペ 予想CG
イージスクーペ 予想CG

才能豊かな自動車デザイナーのメンバーは、現代にネオ・ルネサンス様式を取り入れた、美しく革新的なモデルがどのようなものになるかを想像。「未来の革新性を取り入れながら過去への敬意を表す」ことを完璧に実現したのがイージスクーペだと言います。

このコンセプトを提案したメンバーは、元フォルクスワーゲンデザイナーのグリゴリー・ブティン氏、BMWデザインワークスのメンバーであるクイチェン・リー氏、ボルボのリードアーティストであるティアゴ・アイエロ氏、シニアデザイナーのアルテム・シュキレンコ氏らで形成されています。

コンセプトはアストンマーティン「ヴァンテージ」とサイズがやや似ており、フロントエンドには大きなグリルを配置。この車に非常にフレンドリーで親しみやすい顔を与えています。グリルは、現在市場に出ている他の多くのスポーツカーと同様に、一対の薄いLEDヘッドライトと、エアインテークを排除したシンプルバンパーによって補完されています。

イージスクーペ 予想CG
イージスクーペ 予想CG

注目は、側面から見えるフロントクォーターパネルのデザインで、ホイールの形状になぞられています。また滑らかなフラッシュドアハンドルを装備し、足回りでは、シルバーの塗装要素と、カーボンファイバーのアクセントを組み合わせたホイールセットも目を引きます。

ガラス面を多用した近未来デザインも印象的で、大きなフロントガラスとスリムなピラーで補完されたサイドウインドウを備えているだけでなく、ルーフとリアハッチ全体が広大なガラスで覆われています。これほど多くのガラスを使用した車だと実用性が低いですが、コンセプトモデルとしては非常に魅惑的です。

キャビン内でも、これまでに見られない未来的ステアリングホイールを装着。インストルメントクラスターは時計のように見え、レトロをテーマにしているようです。ダッシュボードには目に見える通気孔がなく、非常にシンプルです。 ブラックレザーで覆われたカーボンファイバーシートも装備されているなど、市販化への期待が高まります。

パワートレインに関しては公開されていませんが、フルエレクトリックと内燃機関(ICE)の両方のパワートレインに適しているデザインと主張しています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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