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■タイヤに異物感が…何か刺さってる!!!!?
先日、タイヤにネジが刺さるトラブルに見舞われました…。
パンク? レッカー車呼ぶ??と、初めての事でどう対処していいかわからなかったのですが、「明日は我が身」ということで、今後、車に乗っている方であればこのような想定外のトラブルもあるかもしれないので(無い事を祈りますが)、その一部始終を皆さんに見ていただこうと思います。
●タイヤにネジが刺さっていた
まず初めにその状況説明から。
現場は、買い物で訪れたお店の駐車場。ここに止めよう、と思った場所に何もない事を確認してバックで駐車。一回下がって右後ろのタイヤが「ガリッ」と何か踏んだような違和感と音を感じました。「石でも踏んだかな? でも駐車する前に確認したときは何も見えなかったけど…」と思いつつ、1回切り返してもう1回下がると、再び「ガリッ」と音が。石じゃない、何か嫌な予感が…。
駐車後、降りて右後ろのタイヤ(右リアタイヤ)を確認すると…ありました。違和感の原因。
なんとネジが刺さっていました。。
写真をご覧いただくと分かるように、なぜかまっすぐではなく斜めに刺さっている…どういう状況!?と一旦パニックに(笑)。
釘がタイヤに刺さった話はどこかで見かけたように気がしたのですが、ネジがまさか刺さるとは思ってもみませんでした。
ちなみに、お店の駐車場の地面はグレーの塗装がされており、ネジのシルバーがちょうど馴染んでしまっていて、駐車する前に目視で確認した時には気づけなかったです。
自分では対処法が分からなかったので、ひとまずいつもお世話になっている車屋さんに電話。「一旦ネジを抜いてみて!」ということでしたので、抜こうとするもなかなか手では抜けない、足を使ってみても抜けない…どうしよう(泣)。
と嘆いていたところに、救世主が現れました。
●困った時はお互い様♪ 通りすがりの方に助けていただきました
きっと電話の私の声が大きかったのか(笑)、「どうしたの?」と声をかけてくださった方がいました。
状況を説明すると、その方のお知り合いが車の整備士の資格をお持ちのようで、「今呼ぶから待ってて!」と助けていただきました。ここから最初にお声がけくださった方をAさん、整備士の資格をお持ちの方をBさんと仮定します。
Bさんが工具を持って登場! ネジが抜けないことを説明し、見ていただいたところ、「今のタイヤの感じだと、空気が漏れているようには見えないので一旦出ているネジの頭をタイヤに入れ込んで、近くのガソリンスタンドでパンク修理をしてもらったほうがいいかもしれないです。ここでネジを抜いてしまうと、どれくらい刺さっているかが分からないので、もし空気抜けてしまった場合、ガソリンスタンドまでたどり着けるかもわからないので…」と、教えていただきました。
読者の皆さんは、この情報はすでににご存じの方も多いかもしれませんが、私は初めてガソリンスタンドでパンク修理ができる事を知りました(教習所では教わっていない…ハズ!)。
ということで、一度車を前に出し、またバックで元の位置に戻りタイヤを回して見てみると、ネジの頭はそのままでした(MR-Sが軽いから!?)。
そして、近くのガソリンスタンドにも事前に電話をして、これから向かう旨をお伝えしたところ、「無理に入れ込まなくも大丈夫ですよ~、ネジの頭が出ていた方が抜きやすいので」とおっしゃっていたので、そのままの状態でガソリンスタンドに向かうことにしました。
●ガソリンスタンドでパンク修理
近くのガソリンスタンドに到着。事前に状況は説明していたので、スムーズにご対応いただきました。
スタッフさんの見解もやはり「奥まで刺さっていない気がしますが、ネジを抜いてみて調べてみますね!」との事でした。
ジャッキアップされ、タイヤを外し作業してくださるスタッフさん、かっこいいな~と待合室から眺めていました。一度呼ばれていろいろと説明していただきました。
「今ネジを抜いて見たところ、空気が抜けている様子は見受けられなったです。タイヤの空気は一気に抜けることはないですが、万が一を想定してタイヤ交換も検討していただいた方がいいかもしれません」という結果になりました。
空気が抜けていないのを一緒に見せていただいたのですが、石鹸水をネジが刺さっていた所にスプレーして、空気が抜けていたらその水がブクブクッと下から空気が出てくる様子が見えると。
しかし今回は空気が上がってきている様子はなかったです。ホッと一安心しました。
●自分でも応急処置可能? パンク修理
カー用品店に行くと「パンク修理キット」なるものを見かけました。ご自身でも対処ができるようです。その際は、ジャッキや十字レンジなど他の道具も必要ですのでご注意ください。
私の場合は自分でできる自信がないので、今後また同じような事が起きてもきっとプロお任せすると思います。
●沢山の方に助けていただいた一日
タイヤに釘が刺さっている場面を見た衝撃は、今でも忘れられません。そして、最初にAさんにお声がけいただかなければ一人でどうしていいかわからずでしたが、本当に助かりました。
ガソリンスタンドに向かう前、後日改めてお礼がしたいとお名前を伺ったのですが、AさんもBさんも「こういうことはお互い様だからいいよ~!」とのことでした。
もう本当に感謝しかないです。
優しさが心に沁みました。
この記事がAさんとBさんの目に入るか分からないですが、私という1人の人間がお2人によってとても救われた事、本当に助かったことの感謝の気持ちをお伝えしたいです。
ガソリンスタンドのスタッフさんも丁寧に見てくださってありがとうございました。様子を見つつ、今後タイヤ交換も視野に入れていこうと思います。
(久保 まい)