合計1万時間を費やしてロールス・ロイス、フォード、ダッジのビンテージカーを徹底カスタマイズ【SEMAショー2023】

■ロールス・ロイス「シルバークラウドII」、フォード「マスタング コンバーチブル」、ダッジ「チャージャー」を現代流にカスタマイズ

チューナーの「リングブラザーズ」は、2023年10月31日から開催される「SEMAショー2023」に出展予定のロールス・ロイス、フォード、ダッジ3台のティザーイメージを公開しました。

リングブラザーズ ロールスロイス シルバークラウドII
リングブラザーズ ロールスロイス シルバークラウドII

まずは1961年「ロールスロイス シルバークラウドII」です。「標準からの脱却」というメッセージとともに、カスタムシャーシ、手作りのフロアパン、モダンなスターライトヘッドを装備。

興味深いのは「現代のグランドツアラーと同等なマシンでありながら、そのブランドに伴う快適性と高級感を維持し、さらに強化する」ことを約束していることで、最高出力は649psを発揮するようです。

リングブラザーズ ダッジチャージャー
リングブラザーズ ダッジチャージャー

そのほか、最高出力1,000psを発揮する1965年のフォード「マスタング コンバーチブル」、1969年のダッジ「チャージャー」のチューニングカーを展示予定です。

「アンケージド」と名付けられたマスタング コンバーチブルは、「エクステリアとスタンスの改善」のために、両側に25mmワイド化された流線形のボディでカスタムされます。またカスタムワイドボディに加えて、このモデルには最新のシャーシ、サスペンション、ドライブトレインが装備されるといいます。

リングブラザーズ フォード マスタング
リングブラザーズ フォード マスタング

最後に「タスク」と名付けられたダッジ「チャージャー」は、最高出力1,000psを発揮するヘルファント・クレートエンジン、延長されたホイールベース、延長されたフェンダーが特徴で、同社は「『タスク』のすべての部分がカスタマイズされている」と述べています。

3つのモデルはすべて10月31日に発表され、同社によると、これらの車の製造には合計1万時間かかったといいます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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