顔が激変! フルEV前最後のランボルギーニ「ウルス」、PHEVの車内も激写

■ヘッドライトの輪郭をなぞるように配置されるシャープなLEDに

これまで、ランボルギーニ ウルスの最強バージョンとなる「PHEV」を何度もスクープしてきましたが、最新プロトタイプではついに最終コンポーネントを装備、そのコクピットも激写しました。

ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット
ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット

同ブランドでは、「ウルスS」「ウルス ペルフォルマンテ」がすでに完売しており、新たに導入されるPHEVバージョンが市場に残る唯一のウルスとなることをすでに発表しています。これは2024年後半に、プラグインハイブリッドバージョンがこの2つに置き換えられることを意味しています。

ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット
ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット

捉えたプロトタイプは、フロントエンドのカモフラージュがかなり剥ぎ取られ、Y字LEDデイタイムランニングライトが、ヘッドライトの輪郭をなぞるように配置されるシャープなものに新設計されています。

さらに、バンパーに向かってさらに下がった新しいエンジンフード、新設計されたエアインテークやバンパーも見てとれます。

足回りでは、電動モデルらしい蛍光グリーンのブレーキキャリパーを装着。リアエンドでは、クワッドエキゾーストパイプを維持し、際立つスポイラーを装備しています。またLEDテールライトは完全に隠されていますが、内部グラフィックだけに留まらず、その形状も新設計される可能性がありそうです。

初めて撮影に成功したキャビン内にも注目です。現行型では、ドアからのトリムがダッシュボードへ、ギアシフターの前の領域まで続きますが、PHEVではトリムが2つのスクリーンの少し高い位置で交わっています。

ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット
ランボルギーニ ウルス PHEV 市販型プロトタイプ スパイショット

さらに、通気口の外観が新しくなり、2つのディスプレイ間の異なるショートカットボタンを備え、アップデートされたセンターコンソールを備えています。また下部ディスプレイがわずかに大きくなり、PHEV関連情報を表示するために、ドライバーズディスプレイが変更される可能性があると言われています。

その心臓部には、V型8気筒ツインターボエンジンが維持され、電気モーターが追加される可能性が高く、新開発された「レヴェルト」の8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションと組み合わされるでしょう。

噂によると、これは新しいV8のバージョンであり、ウラカンの次期後継モデルにも搭載される予定だといいます。その最高出力は808psを発揮し、世界最強SUVと謳われるアストンマーティン「DBX 707」の最高出力707psを超えてきます。またパワーを最高出力675psに抑えたオプションも設定される可能性が高いこともわかっています。

フルエレクトリックモデル登場前のウルスPHEVの正式名称は不明ですが、ワールドプレミアは年内と予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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