■エンブレムとグリルの一部が点灯
キャデラックは現在、フルサイズ・クロスオーバーSUV「エスカレード」のエレクトリックバージョンとなる「エスカレードIQ」を開発中ですが、その最新ティザーイメージが公開されました。
画像は1カットのみですが、ティザームービーでは、もう少しディテールが紹介されています。フロントエンド外縁には2列の垂直LEDを配置、水平の方向指示器がボンネットの基部にあるほか、エンブレムとグリルの一部が点灯します。
リアエンドでは、ルーフの上部にスポイラーを装着、その先端には水平の赤いブレーキランプが配置されています。ルーフが上から映されると、パノラマガラスが装備されていることがわかり、内部ダッシュボードにはワイドな画面が確認できます。また、足回りには24インチホイールを装着、フィンが付いた太いスポークが見てとれます。
市販型では、ゼネラルモーターズの「Ultium EV」プラットフォームを採用すると思われます。GMC「ハマーEV」では、300マイル(約483km)の航続距離を実現するために205キロワットもの大容量バッテリーパックを積んでいますが、キャデラックがこれと同じセットアップを採用するかは不明です。
市販型はすでにハマーEVが製造されている、ファクトリー・ゼロのデトロイト・ハムトラミック組立センターで組み立てられるといいます。