夏休み自由研究にもオススメ「クルマとゴミとカーボンニュートラル」 トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾を開催

■夏休み中の特別イベント開催と小学生の入場無料期間も

トヨタ博物館は、2023年8月1日(火)から2024年1月14日(日)まで、企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾 ~クルマとゴミとカーボンニュートラル~」を開催します。SDGsをテーマとする点についてトヨタ博物館は「歴史文化を末長く後世に伝える博物館としてサスティナビリティは大きなテーマ」と捉えているそうです。

企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾」のメインビジュアル
企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾」のメインビジュアル

2021年から毎年「SDGs」に関する企画展を開催してきた同博物館。今回は、自動車博物館の視点でカーボンニュートラルをピックアップし、とくにクルマとゴミにフォーカスするそうです。会場には、低炭素エネルギーのモビリティの一例として、電動車、バイオディーゼル車、ソーラーカーなどが展示されます。

トヨタ コミューター(1970年 東京モーターショー出展車)
トヨタ コミューター(1970年 東京モーターショー出展車)

SDGsの達成につながる個人の活動が紹介される参加型コーナーでは、会場で記入したものに加えて、TwitterとInstagramにハッシュタグ「#トヨタ博物館でSDGsを考える」を付けて投稿された取り組みも掲示。開催期間を通してオンライン、オフライン問わず、多くの人に参加してもらうことで、より充実したコーナーになるはず。

子どもから大人までSDGsをより身近に感じられる企画展になるはずで、夏休みの自由研究のテーマにしてもいいかもしれません。

そのほか、夏休み期間中は、謎解きイベント「なるほど!発見!トヨタ博物館丸わかりラリー」「SUN SUN SUMMER走行披露会 3Days!」「乗車体験」「クルマと子どものフォトコンテスト」「はたらくクルマクイズ」が行われます。

ソラえもん号(1992年))。日本自動車博物館所蔵
ソラえもん号(1992年))。日本自動車博物館所蔵

■企画展の展示内容
●コーナー:SDGsの概要
内容:SDGsの17目標と169ターゲットの紹介
●コーナー:クルマとカーボンニュートラル
内容:クルマとカーボンニュートラルの現状、トヨタの取り組み、様々な低炭素エネルギー車の紹介(電気、水素、再生可能エネルギーなど)
●コーナー:ゴミ(食品ロス)とカーボンニュートラル
内容:ゴミ(食品ロス)とカーボンニュートラルの関係、食品ロスの現状、廃食油から精製したバイオディーゼル燃料を使用するクルマの紹介
●コーナー:参加型コーナー みんなの意見と事例紹介
内容:SDGsに関する来場者投票、SDGs達成につながる身近な個人の取り組み事例紹介(会場で記入、もしくはTwitter・Instagramにハッシュタグ「#トヨタ博物館でSDGsを考える」を付けて投稿されたもの)

■展示車両(年代順)

トヨタ ランドクルーザー200(ダカールラリー2017参戦車両仕様)。トヨタ車体所蔵
トヨタ ランドクルーザー200(ダカールラリー2017参戦車両仕様)。トヨタ車体所蔵

●トヨタ コミューター(1970年 東京モーターショー出展車)
●トヨタ ソーラーカー RaRaII(1991年 東京モーターショー出展車)
●ソラえもん号(1992年/所蔵:日本自動車博物館)
※ソラえもん号の写真を使用される場合は、他の車両の写真も最低3枚掲載してください。ソラえもん号の写真単体での使用は不可
●トヨタ ランドクルーザー200(ダカールラリー2017参戦車両仕様/所蔵:トヨタ車体)
●CARTIVATOR & SkyDrive SD-01(2018年)
●太陽電池パネルを搭載した「トヨタ プリウスPHV」実証車(2019年)
※2023年8月8日~20日の期間限定展示

■謎解きイベント「なるほど!発見!トヨタ博物館丸わかりラリー」
●開催日時:7月15日(土)~8月31日(木)
●場所:トヨタ博物館(クルマ館・文化館)
●参加方法:クルマ館受付で当日申し込み
●参加費:500円/1セット
●定員:先着2000名

■SUN SUN SUMMER走行披露会 3Days!
●開催日時:8月14日(月)~16日(水)10:00~10:30
※走行披露は10:00~10:10頃、その後は撮影タイム
●場所:トヨタ博物館 P1駐車場
●車両
8月14日(月)ナッシュ メトロポリタン(1954年)、メルセデス・ベンツ 280SL(1971年)
8月15日(火)ホンダ S800(1967年)、レクサス LFA スパイダー(2012年)
8月16日(水)トヨタ 2000GT “ボンドカー”(1966年)、トヨタ 2000GT ロードスター(1967年)
●参加方法:自由観覧・予約不要
●参加費:無料

■乗車体験
●開催日時:7月25日(火)~8月31日(木)
●場所:トヨタ博物館 文化館エントランス
●車両:チョロキューモーターズ Q-CAR Qi キューノ(2004年)
●参加方法:常時体験可能・予約不要
●参加費:無料

■クルマと子どものフォトコンテスト
●開催日時:7月22日(土)~8月31日(木)
●参加方法:トヨタ博物館で撮影した写真をハッシュタグ「#トヨタ博物館フォトコンテスト」を付けてInstagramもしくはTwitterに投稿
●賞:with子ども賞(2作品)、ベストドレッサー賞(1作品)
※ベストドレッサー賞は大人の写真も対象になります。人が写っていない展示品のみの写真は受賞対象外です
●賞品(すべての賞で共通):トヨタ博物館カレー1人前6個セット(2592円)、ミュージアムレストランAVIEWの食事券(3000円分)
※どちらか一方のみ選べます。食事券の有効期限は半年で、お釣りは出ません
●参加賞:投稿を文化館エントランスに提示すると記念品がプレゼントされます

■はたらくクルマクイズ
●開催日時:7月15日(土)~8月31日(木)
●参加方法:館内に貼られたクイズの答えを文化館3階・図書室のカウンターで伝える
●賞品:正解者にオリジナルの栞をプレゼント

■小学生の入場無料期間
●2023年7月14日(金)~8月31日(木)、2024年1月4日(木)~8日(月)
※休館日:7月18日(火)、24日(月)、8月7日(月)、21日(月)、28日(月)

(塚田勝弘)

【関連リンク】

トヨタ博物館公式Webサイト
https://toyota-automobile-museum.jp/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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