■ウルスSにもないリアエンドコンポーネントも装備か
ランボルギーニは2023年5月、SUV・ウルスの高性能モデルとなる「ウルス ペルフォルマンテ」を発表しましたが、ラインアップの頂点に君臨するPHEV(プラグインハイブリッド)バージョンの最新プロトタイプをカメラが捉えました。
最新プロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、フロントエンドが鮮明に明かされています。
MY2023のウルスと比較すると、ヘッドライトは改良されたグリルの上に向かって先細になっているように見え、ブランド特有の「Y字LEDデイタイムランニングライト」が削除されているように見えます。
また下部の通気口はより顕著な形状となり、またハイブリッドシステムに対応するため、ノーズが伸びているようです。
リアエンドでは、現行型テールライトとクワッドエキゾーストパイプを維持していますが、最終的にはウルスSおよびウルス ペルフォルマンテに装備されていないリアエンドコンポーネントも装備される可能性がありそうです。
足回りには、ウルスと同じ22インチホイールが装着されていますが、プロトタイプには、ハイブリッドに対応するべく、ピレリPゼロからブリヂストン製が採用されています。
パワートレインは、ほぼ確定情報としてポルシェ『パナメーラ ターボS E-ハイブリッド』から流用されることがわかっています。4.0リットルV型8気筒ツインターボ「LK5」エンジン+電気モーターのハイブリッドを搭載。
最高出力は808psを発揮し、世界最強SUVと謳われるアストンマーティン「DBX 707」の最高出力707psを超えてきそうです。また、パワーを最高出力675psに抑えたオプションも設定される可能性が高いこともわかっています。
ウルス最強PHEVモデルのワールドプレミアは、最速で今秋、遅くとも2023年内と予想されています。