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■ヤマハから3つの125cc本格モデルが登場間近
3月中旬から4月上旬の春休みシーズンは、モーターサイクルショーの季節でもあります。
開催地は、大阪・東京・名古屋の3大都市で、スケジュールは次のようになっています。
「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」:3月17日〜19日
「第50回 東京モーターサイクルショー」:3月24日〜26日
「第2回 名古屋モーターサイクルショー」:4月7日〜9日
世界に誇る国内4メーカーほか、海外メーカーやパーツメーカーなどが出展するモーターサイクルショーは、ツーリングにピッタリの季節がやってきたことも教えてくれる風物詩となっています。
そんな大阪・東京・名古屋のモーターサイクルショーにおいて注目なのは、ヤマハがニューモデルの市販予定車を展示することでしょう。
それが、YZF-R15、YZF-R125、MT-125、XSR125の4モデル。名前から、YZF-R125、MT-125、XSR125はいずれも125ccクラス・原付二種のスポーツモデルであることは間違いありません。
●四輪の任意保険に特約をつければ何台持っても大丈夫
ヤマハのティザーサイトでは『#ヤマハではじめるバイクライフ』というハッシュタグがアピールされ、『125ccから広がる新しい日常』というキャッチコピーも掲げられています。
3台の原付二種スポーツモデルのプロモーションとして125ccの原付二種が持つ気軽さをアピールしていると感じるかもしれませんが、たしかに原付二種のスポーツモデルというのは、はじめてのバイクにピッタリと思えます。
とくに、すでに四輪車を所有して、モータリングライフを楽しんでいるドライバーには原付二種というのはおすすめです。
ひとつには、任意保険の気軽さがあります。多くの自動車保険ではファミリーバイク特約というオプションがありますが、これをつけておくと原付二種以下のバイクについては、個々に任意保険に入らずとも幅広い補償が可能になるからです。6輪生活を夢見ているのであれば、原付二種の維持費の安さは魅力です。
もちろん、自賠責保険については車両ごとに加入することが義務ですから、そこは忘れてはいけないのですが。
●リターンライダーがバイクに慣れるのに原付二種は最適
50歳になったのを機にバイクライフを再開した筆者の経験からも、リターンライダーが原付二種からはじめるというのはおすすめです。
原付二種は高速道路などは走れませんが、まずは一般道を走ることができればバイクに慣れるのには十分です。むしろ原付二種のパワー感であれば、スピードを出しすぎることもなく、周囲を見る余裕があるためにリターンライダーにはピッタリといえるでしょう。
今回のモーターサイクルショーで、ヤマハが発表する3台の原付二種スポーツモデルは、どれも車格としては本格的に見えます。
筆者も日常使いとして原付二種・小径タイヤのミニバイクを所有していますが、メインバイクと乗り換えたときにポジション感がズレているのは気になることもあります。
ヤマハが発売予定の3モデルは、どれも中型・大型バイクに引けを取らない車格感といえそうですから、先々ステップアップするときにも自然と乗り換えることができそうです。
気になるのはお値段ですが、そのあたりについてはモーターサイクルショーを取材する予定がありますから、その際にリサーチしてこようと思っています。続報にご期待ください。
【関連リンク】
ヤマハ発動機 原付二種ニューモデルティザーサイト「はじめる125」
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/life/hajimeru125/