■「グリプラチナム/ブランオパール」の2トーンカラーやティップレザーを用意
シトロエンC3は、今となっては旧世代のプラットフォームを使いながらも上質でソフトな乗り心地、路面を捉えて放さない確かな走りを楽しめるBセグメントモデルの傑作といえるでしょう。
C3は、世界累計販売台数100万台を超え、日本でも2017年のデビュー以来は高い人気を誇り、シトロエンブランドの中核をなすモデルです。
そのC3に2023年1月13日、女性ファッション誌『ELLE』との第2弾コラボモデルである「C3 ELLE」が発売されました。
「C3 ELLE」は、C3の上級グレード「SHINE」がベース。『ELLE』にインスパイアされたという特別なディテールが特徴です。
ボディカラーには、C3初の「グリプラチナム」をまとい、ルーフが「ブランオパール」になる2トーンカラーを採用。
ドアミラーは、精悍さを醸し出すブラックで、フォグランプベゼル、エアバンプアクセントなどに専用のアクセントカラーである「ブルーシルバーマット」が配されています。
さらに、ルーフには、ELLEのブランドシグニチャーである「Since 1945 & Forever」、CピラーにはELLEのロゴのステッカーを用意。足元には、ベースの「SHINE」に対して1インチアップになる17インチアロイホイールが備わり、存在感を高めています。
インテリアでは、シートマテリアルにテップレザーが採用されているのがトピックス。なお、ショルダー部とヘッドレストはアルカンターラ、一部ファブリックの組み合わせになります。
シートカラーは、ブラック/グレー/ライトグレーのコンビで、ステッチ色は専用アクセントカラーのブルーシルバー。また、ダッシュボードにもアルカンターラを配置するなど、カタログモデルにはない素材を使うことで上質感を演出。
ディテールにおいても、エアコンのエアアウトレットを囲むように、エアバンプをモチーフとした角を落とした四角いブルーシルバーマットの加飾パネルが用意されています。
なお、ハンドブックケースとキーリングにもELLEのブランドシグニチャーである「Since 1945 & Forever」が用意されるなど、細部まで特別仕様車にふさわしい仕立てになっています。
先進安全装備などもベース車である「SHINE」と同一で、アクティブセーフティブレーキ、LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム、フロント&バックソナー、バックカメラ、ブラインドスポットモニターなどが備わります。
●1.2Lエンジン/6AT
●価格:320万9500円
(塚田勝弘)