■0~96km/h加速は1.79秒、96km/hからわずか約31mで停止のレコードも
ピニンファリーナのEVハイパーカー「バッティスタ」が、加速性能を示す5つの量産車世界記録を樹立したことを発表しました。
バッティスタは、2019年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたモデルで、インドの大手自動車メーカーであるマヒンドラ・マヒンドラが立ち上げた新ブランド「アウトモビリ・ピニンファリーナ」によって手がけられました。ピニンファリーナ創設者であるバッティスタ・ファリーナ氏に敬意を表する車名でもあります。
そのパワートレインは、4基のモーターを搭載し、システム合計出力1,900ps・最大トルク2,300Nmを発揮、最高速350km/hの動力性能を誇ります。
足回りでは、カーボンセラミックのブレンボ製ブレーキを装着、キャリパーは、フロント、リアともに6ピストンを採用、リアには、エアブレーキ機能も搭載されています。
中東のサーキット「ドバイ・オートドローム」で行われた公式テストでは、0~96km/h加速は1.79秒、0~100km/h加速は1.86秒のタイムを記録したほか、0~120マイル(0~193km/h)加速4.49秒、0~200km/h加速は4.75秒という圧倒的数値で量産車の世界新記録をもぎ取っています。
さらに時速60マイル(96km/h)からわずか約31mで停止するという驚異的ブレーキパフォーマンスも披露。加速4記録+停止1記録の5冠を達成しました。