■ホームドアの警告灯に日産の刻印が!
現在、大都市の駅を中心に、ホームドアの設置が進んでいます。そんなホームドアには、非常時の状態を伝えるための警告灯が設置されているのですが、東京メトロ・丸ノ内線のホームドアにある警告灯の形が、日産車のサイドウインカーに似ていると言われているので、実際に見てみました。
ホームドアの警告灯は、非常時などの状態を伝えるために設置されています。丸ノ内線のホームドアの警告灯を見てみると、たしかに自動車のサイドウインカーに似ている感じがします。
警告灯に近づいて見てみると、たしかにレンズに「NISSAN」の刻印がありました。
この警告灯ですが、ネットではそのレンズ形状から、BCNR33スカイラインGT-RやBNR34スカイラインGT-R前期型、R34スカイライン前期型ではないか?と言われています。が、S15シルビアやA33セフィーロのレンズの形にも似ているようです。
●同タイプのホームドアは丸ノ内線以外にも!
ホームドアを製造しているメーカーはたくさんあって、路線や駅によって採用しているメーカーが異なります。丸ノ内線のホームドアは京三製作所製です。
京三製作所は、2000年夏に東急目黒線にホームドア(商品名は可動式ホーム柵システム)を導入して以来、首都圏の私鉄を中心に採用されています。
東京メトロでは丸ノ内線のほか、銀座線、日比谷線、有楽町線、副都心線などで採用されているようです。また、SNSによると、名古屋のあおなみ線でも採用されているようです。
自動車のサイドウインカーランプがなぜ警告灯に採用されたのかは分かりませんが、思わぬ所に自動車と鉄道の接点があるのは面白いですね。
なお、警告灯は柵の上にありますので、刻印を確認する時はくれぐれも柵から体や手がはみ出さないように気をつけてください。
(ぬまっち)