■ルノー・日産・三菱アライアンスにより新開発されたアーキテクチャを採用
三菱自動車は現在、ピックアップトラック「L200/トライトン」次期型を開発中ですが、2023年のワールドプレミアを前にデザインを大予想しました。
L200はかつて「トライトン」として、日本でも2006年から2011年まで正規販売されていた1トンクラスのピックアップトラックです。
5代目となる現行型は2014年にデビューしており、順調に開発が進めば9年ぶりに世代交代がされるはずです。
予想CGを提供してくれたのは、デザイナーのMr. Nikita Chuicko (KOLESA.RU)氏です。
以前捉えたプロトタイプでは、フロントマスクがカモフラージュされており、ディテールは不明でした。しかし、CGではわずかに見えていた「ダイナミックシールド」が取り入れられた大胆なメッシュグリル、SUV「アウトランダー」と似た側面のC字型トリムなどが描かれています。
次期型では、ルノー・日産・三菱アライアンスにより新開発されたアーキテクチャを採用、日産のピックアップトラック「ナバラ」とは、ほかのコンポーネントでも多くの共通点があると予想されます。ただし、VW Amarok/フォードRangerと同じように、内部と外部のデザインが大幅に異なることを期待していいでしょう。
側面では溝の深いキャラクターラインを配置、後部では、外に描くC字型から内側に囲みが出るC字型へ変更、バンパーデザインを刷新されます。
パワートレインは、市場に応じてガソリンエンジンとディーゼルエンジンも提供されると予想できます。排出ガス基準が厳しいヨーロッパでは、アウトランダーのパワートレインに似たPHEVシステムを搭載することになるでしょう。
L200次期型のワールドプレミアは、当初2022年内に計画されていましたが、新型コロナのパンデミックにより、2023年初頭へ変更されたようです。