新型日産エクストレイルが発売約2週間で1万2000台超を受注、4WDが9割、人気はアウトドア向け装備

■駆動方式では90%が4WDを指名し、アウトドア向け装備も人気

以前お伝えしたように、ボディサイズをほぼ維持しながら、100%電動駆動のシリーズハイブリッドである「e-POWER」専用モデルになった新型エクストレイル

日産エクストレイル
初期受注では、4WDが9割以上になっている

第2世代の「e-POWER」と「VCターボ」の組み合わせに加えて、電動駆動4輪制御技術の「e-4ORCE」も採用されています。さらに、2列シート仕様に加えて、3列シート車も選択できるのも魅力。

そのほか、高速道路単一車線での運転支援技術である「プロパイロット」、駐車時にステアリングやアクセル、ブレーキやシフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動制御する「プロパイロット パーキング」など、充実した先進技術も用意されています。

2022年8月8日(月)、日産は、新型エクストレイルが7月25日の発売開始から、約2週間で受注台数が1万2213台を獲得した、と発表しました。

日産エクストレイル
新型エクストレイルのサイドビュー

これは、歴代エクストレイル史上最速であり、e-POWER車としても発売から最速で1万台を超える受注となっています。新型は、エクストレイルのオーナーやファンの方だけでなく、電動車に興味を持つ層にも支持されているそうです。

2WDと4WDを設定する新型エクストレイル。駆動別では、9割以上が4WD(e-4ORCE)を選択し、グレード別では、61%が最上位の「G」を指名。次いで「X」が37%、「S」が2%となっています。

日産エクストレイル
新型エクストレイルのインパネ

人気のボディカラーは、「ブリリアントホワイトパール」が29%で1番人気で、次いで「ダイヤモンドブラック」が21%。2トーンカラーでは「ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック」が14%と好評を得ています。

また、オプションでは、「NissanConnectナビゲーションシステム」が73%に達しています。半数以上が防水シート(55%)やルーフレールを選択するなど、「タフギア」というイメージを持つエクストレイルだけに、新型でもアウトドア向け装備が人気になっています。

そのほか、「ナッパレザーシート(G・G e-4ORCE)」が30%、「BOSE Premium Sound System+パノラミックガラスルーフ(G・G e-4ORCE)」が29%となっています。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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