ヒョンデの高性能ハッチ「ヴェロスターN」、最後の隠し玉は300psのプラグインハイブリッド

■2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを搭載

ヒョンデハッチバック「ヴェロスター」に設定されるハードコアモデル、「ヴェロスターN」にPHEVモデルが導入されることが濃厚となると同時に、そのプロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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ヒョンデ ヴェロスターN プラグインハイブリッド 開発車両

ヴェロスターNは、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は最大275psを発揮するホットハッチですが、2023年にもラインアップから外すことを決めていると思われ、これが最後のモデルとなりそうです。

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ヒョンデ ヴェロスターN プラグインハイブリッド 開発車両

捉えたプロトタイプのリアクォーターウィンドウには、「fahzeugmithochvolttechnik」と書かれたステッカーが貼られています。これはドイツ語で「高電圧技術を搭載した車両」を意味しています。また円形の燃料ポートの隣に四角い充電口らしきものが配置されており、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載していることが濃厚と言えそうです。さらに足回りには、ベースモデルと異なるホイールを装着、サイドスカートに沿って黒いテープが走っており、キャビンに入るケーブルを隠しています。

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ヒョンデ ヴェロスターN プラグインハイブリッド 開発車両

またフロントエンドのドライバー側コーナーエアインテークは、反対側の通常のプラスチック製ではなく、追加の冷却機能を提供するなど、機能的な役割を果たしている様子もうかがえます。

注目のパワートレインですが、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを搭載、オーバーブーストモードが20秒間作動すると最高出力は300psを超えてくると噂されています。

ヴェロスターNプラグインハイブリッドのワールドプレミアは、2022年内、あるいは2023年初頭と予想されます。

(APOLLO)

 

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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