■VWブランドのLEDマトリクス「IQ.LIGHT」搭載
フォルクスワーゲン(VW)は現在、ピックアップトラック「アムロック」次期型を開発中ですが、その最新ティザーイメージが公式リリースされました。
2010年に発売されたアマロックは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しデビュー。2016年にはディーゼルエンジンを刷新、新開発の3.0リットルV型6気筒エンジンが設定されており、これが12年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
姉妹モデルであるフォード「レンジャー」は2021年11月、第4世代となる新型を発表、それに伴うかたちでのデビューとなりそうです。
今回公開された画像では、暗闇に浮かぶプロトタイプがLEDデイタイムランニングライトを煌々と光らせており、同社のマトリクス「IQ.Light」テクノロジーが搭載されていると思われます。
VWが「プレミアムピックアップ」と呼ぶアムロック次期型は、すべてのグレードにLEDヘッドライトが標準装備されますが、他VWモデル同様に、高価なIQ.Light技術によりさらに進化を見せます。
マトリクスIQ.Lightは、無数のLEDを搭載、フロントカメラにより対向車、街路灯、信号機などを認識し、アジャストした配光を提供する最先端ヘッドライトシステムで、ハイビーム&ロービームも自動切り替えしてくれます。
また30を超えるADAS、10方向に調整可能なオートシート、デジタルインストルメントクラスター、専用サウンドシステムなどを搭載。ほとんどの機能をフォートレンジャーと共有すると思われます。
パワートレインは、2.0直列4気筒、3.0リットルV型6気筒エンジンを提供、後輪駆動とAWDが予想されます。
ラインアップは、エントリーレベルの「アムロック」、ミッドレンジの「ライフ」「スタイル」、オフロードに焦点を当てた「パンアメリカーナ」、ロードに焦点を当てた「アベンチュラ」などのラインアップを提供するようです。
アムロック次期型のワールドプレミアは2022年末で、市販型は4ドアデュアルキャブと2ドアシングルキャブのボディスタイルが発売される予定です。