マイアミGPのチケットは高いってホント?現地観戦したことのあるグランプリと比べてみた【F1女子のんびりF1日記】

■初開催のマイアミGPはお客さんもドライバーも大盛り上がり

●バスケットボールのヘルメット?

初開催で注目を浴びていた2022年F1第5戦マイアミGP(5月6日~8日)。

走行が始まる前からレースが終わるまでずーっとお祭り騒ぎで、見ている私まで毎日ウキウキでした。何よりドライバー達が心からマイアミGPを楽しんでいる様子が伝わってきたのが、最高に嬉しかったです。

マイアミGP
最後に登場したメルセデスは大人気!(2022年マイアミGP)

水曜日の夜にはオープニングパーティーが行われ、ステージの前にはたくさんのファンが集まっていましたね。各チームのドライバーとチーム代表が出てきて挨拶し、ステージに全員集合した時には豪華すぎて鼻血もの。

ドライバーがステージから去った後はDJカイゴのパフォーマンスが行われ、会場が一気にクラブにワープしたかのようでした。しかも超好みの曲に出会ってしまい、見終わった後すぐにダウンロード! 今も聞きながら執筆中で、マイアミGP気分を味わっているところです(笑)。

マイアミGP
ノリス、最高〜(2022年マイアミGP)

途中、ランド・ノリス(マクラーレン)も登場して一緒に盛り上げていたのは最高だったなぁ。この様子はF1オフィシャルYouTubeで見ることができますよ。

オープニングパーティー前のバックステージの様子を見ることができる、「Backstage at the Opening Party」もオススメです。

チームの垣根を越えてドライバーたちが楽しそうにお喋りしまくりで、角田裕毅選手(アルファタウリ)はダニエル・リカルド(マクラーレン)と談笑。リカルドが角田選手に日本のことについて質問していたと言っていて、めちゃくちゃ嬉しくなりました。ダニエル、日本GPで待ってるよ!!

マイアミGP
凄い勢いで滑ってきた、ミック・シューマッハーにびっくり!(2022年マイアミGP)

マイアミGPの会場となったハードロック・スタジアムを本拠地とする、ナショナルフットボールリーグのマイアミ・ドルフィンズと一緒にフットボールを楽しむチームが多く、その様子が個人やチームのSNSでアップされているのですが、みんな楽しそう!
ミック・シューマッハー(ハース)はトレーニングも体験したようで、巨大滑り台を勢いよく滑り終えた後の笑顔が最高でした。昨シーズンにF1デビューを果たすも、なかなか結果が出ずどこか元気がないように感じていましたが、とびっきりの笑顔を見る事ができてホッ。これからも笑顔をたくさん見せてほしいものです。

マイアミGP
ジェームズ・コーデンと歩くランド・ノリスとダニエル・リカルド(2022年マイアミGP)

衝撃的だったのが、マクラーレン。アメリカの深夜トーク番組「The Late Late Show」の司会を務めるジェームズ・コーデンと一緒に、腹出しスタイルの洋服でパドックを歩いているじゃありませんか! 最初見た時は目を疑いましたが、それよりも2人のお腹があまりにも綺麗でそっちばっか見ちゃいました(変態)。
実は私、「The Late Late Show」でコーデンがアリアナ・グランデなどの超ビックアーティストとクルマの中でカラオケをするコーナーが大好きなんです。このマイアミGPをきっかけに、いつかマクラーレンの2人も出演してほしいなぁなんて思ったり。

マイアミGP
素材感までリアル!現代の塗装技術に驚きました(2022年マイアミGP)

そうそう、ヘルメットをマイアミ仕様にしているドライバーも多かったですよね。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はヤシの木、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)はマイアミブルーと遊び心満載です。
その中でも特に目立っていたのが、ノリス。本物と見間違えるほどリアルにできたバスケットボール柄のヘルメットにはビックリでした。これから各グランプリの特徴をとらえた、ボールのヘルメットをシリーズ化してくれたら面白いと思いませんか!?(日本GPは手まりとか)。

●高額チケット…。でも、行きた~い♪

実はマイアミGP、開催が決まってからとっても気になっていたグランプリで、今回どのような雰囲気なのかすごく楽しみにしていたんです。気温33度と夏大好きな私には最高のコンディションの中、音楽とF1を楽しめるなんて、もうパラダイスじゃないですか! 海外GP観戦の候補地にランクインしました。

アメリカGP
グランドスタンド1列目を購入しました(2016年アメリカGP)

とは言え、チケットが高額で、アメリカGPの3倍との情報が。アメリカGPに行ったことがあるのでチケット代がいくらだったかメモを見返してみたのですが、駐車場付きのグランドスタンドで約7万円(2016年のレートです)。マイアミGPはというと、なんとグランドスタンドが約22万円〜約27万円(座席の位置によって異なる)! ひぇ〜、噂通り3倍の値段だ〜。

ちなみに、今まで観戦して高いなと思っていたシンガポールGPのグランドスタンドは約10万円(2015年)だったので、その倍。これは行くのに勇気がいりますね(汗)。

マイアミGPのスタンド席で8万円台のところもありましたが、それでも高い。オーストラリアGPなんてグランドスタンド約4万円でしたからね(2015年)。やはり新しいサーキットは高いということでしょうか。

マイアミGP
コースの内側に浮かぶクルーザー、分かりますか?(2022年マイアミGP)

座席といえば、ボート席のクオリティには驚きました。ターン6〜8のイン側にあった、海に浮かぶクルーザー。「そうか。マイアミはビーチが有名だもんね。海が近いのもいいなぁ」と恥ずかしながら本気で思っていました。しかし、よくよく見たら周りに海はないしサーキットの内側だし、なんか変! なんとフェイクペイントの海の上にクルーザーがおかれ、そこで観戦できるという、なかなか大胆な発想の座席だったのです。

さすがマイアミGP。ファンを楽しませようとするエンターテインメント性は素晴らしいです。

行くならここで見てみたい!と夢見ていたのですが、チケット代は120万円。いやいや、他のグランプリならチケット代もホテル代も飛行機代も(お土産も!?)払えちゃうよ…。

さすがにここは非現実的すぎるので、いつか現地観戦に行けたら近くで眺めてみたいです。

●マックス・フェルスタッペン、悔しさをバネに優勝

さてレースはというと、フェルスタッペンが逆転優勝! 今シーズン3勝目をあげました。

マイアミGP
ポールポジション、シャルル・ルクレール、2番手カルロス・サインツJr.、3番手マックス・フェルスタッペン(2022年マイアミGP)

Q3でのミスが影響し予選3番手だったフェルスタッペンは、インタビューで「もっといけると思っていた。ポールポジションはもちろん目指していたけれど、悪くはないね。明日はまだチャンスがある。楽しみだよ」と気丈に振る舞っていましたが、マシンから降りた後の悔しそうな表情が忘れられません。

しかし、決勝ではチャンピオンの意地をみせまくり! スタート直後にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)をかわすと、今度はトップを走るシャルル・ルクレール(フェラーリ)を追いかけます。

9周目のメインストレートでルクレールの背後に近づくと、ターン1で見事パス! 首位に浮上しました。これにはファンも大歓声。今シーズンは様々なところでオーバーテイクシーンを見ることができますが、トップ争いのバトルは更に興奮させてくれますよね。

マイアミGP
今シーズンはシャルル・ルクレールとマックス・フェルスタッペンの戦いから目が離せない!(2022年マイアミGP)

レース終盤にはピエール・ガスリー(アルファタウリ)と接触したノリスのリアタイヤがバーストし、セーフティカーが導入。フェルスタッペンはリスタートで首位をキープするも、ルクレールにDRS使用可能の1秒以内まで追いつかれてしまいます。

しかし、仕掛ける隙を与えない走りで周回を重ね、最後はファステストラップも更新! ルクレールと約3秒の差を付けて見事、逆転優勝となりました。

レース終了後、チームから「何というリカバリーだ。素晴らしい」と無線が入ると、「週末のことを考えたら良いリカバリーだったね。みんなありがとう。あぁ、飲み物(多分お酒)が飲みたいなぁ。キミたちも飲みたいだろ?」とジョークも交えながら返答するのが彼らしくて、ほっこり。

走りはアグレッシブでかっこいいのに、笑いのセンスも良い(日本GPの取材の時もフェルスタッペンがいるだけで、その場の雰囲気が明るくなったなぁ)。このギャップがたまりません!

マイアミGP
なぜ敬礼?(2022年マイアミGP)

表彰式もマイアミGPらしさ全開で面白かったです。ナショナルフットボールリーグの聖地なだけあって、ドライバーはフットボールのヘルメットを被って登場。サインツJr.が敬礼をしながらやってきたのには、大爆笑でした。

シャンパンファイトの時には白い紙テープがドバッと降ってきて、ドライバーたちに絡まる、絡まる。まるで蜘蛛の巣の中にいるかのようで、スパイダーマンがやってきたのかと思いましたよ(笑)。

マイアミGP
紙テープが多すぎて顔が見えません(笑)(2022年マイアミGP)

エンターテインメントに溢れていて、見ていて新鮮だったマイアミGP。これからのF1のあり方が少しずつ変わっていくのかなぁと楽しみになりました。あ〜、やっぱり行ってみたいっ!

yuri

この記事の著者

yuri

yuri 近影
2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、クルマの運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。