目次
■北米で発表されたマイチェンモデルは魅力大
SUBARU(スバル)の米国法人が5月13日、マイナーチェンジ版となる「レガシィ」の2023年モデルを発表しました。
同モデルは本年4月に公開された新型「アウトバック」のセダンバージョンとなります。
今回のマイチェンでは迫力の有る専用意匠の大型ラジエターグリルを採用。フロントバンパーやLEDヘッドランプの意匠変更に加え、「コの字」型べゼル内にLEDフォグランプを装備するなどフロントマスクを一新しており、全体的にアグレッシブな印象を受けます。
●最新世代のアイサイトを搭載
安全面では最新世代の「アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー」を標準装備。
最上級グレードのツーリングXTには、ステレオカメラのアイサイトと連動する「広角単眼カメラ」が追加されており、カメラの3眼化により視野を拡大。歩行者や自転車の認識性能を高めることで、低速で交差点に進入する際の衝突回避や、衝突時の被害軽減を可能にしています。
●「スポーツ」グレードを追加設定
今回のマイチェンで注目されるのは、既存グレードである「ベース」「プレミアム」「リミテッド」「ツーリングXT」に加えて、「スポーツ」グレードが追加された点。
ラジエターグリルに赤いアクセントラインが設けられているほか、マグネタイト・グレーメタリック色に塗装されたドアミラーやラゲッジ・スポイラー装備により識別が容易になっており、足元にはグレー色の18インチ アロイホイールを装備しています。
黒基調で纏められたインテリアにはインパネやステアリングホイール、ドアトリム、シートに赤ステッチをあしらうなど、スポーティな雰囲気を演出。パワームーンルーフなども装備。
一方、パワートレーンには他グレードに搭載の2.5L水平対向NAエンジン(182hp/24.3kgm)に代わり、260hp/38.2kgmを発生する2.4L水平対向ターボエンジンを搭載。足廻りにはスポーツチューンされたサスペンションを採用しています。
今回ご紹介した2023年モデルは、北米で今秋発売予定ですが、迫力満点のフロントマスクは大いに魅力的なだけに、パワートレーンや安全装備も含め、日本仕様のレガシィについても早期アップデートが望まれます。
【関連記事】
「癒し顔」のホンダ フィットが8月にマイチェン。販売テコ入れで「RS」も登場
https://clicccar.com/2022/05/14/1185739/
ホンダが15年ぶりにフルモデルチェンジした新型「インテグラ」の生産をスタート
https://clicccar.com/2022/05/09/1184419/
ヴェゼルの兄貴分、新型ホンダ「ZR-V」が年内に国内発売? シビックベースのSUV
https://clicccar.com/2022/05/05/1183393/
次期クラウンはサイドビューのイメージを一新? グローバルデザインへと深化
https://clicccar.com/2022/04/28/1181357/
その名は「SAKURA(サクラ)」!? 日産・三菱自共同開発の軽EVが登場秒読み !
https://clicccar.com/2022/04/11/1176488/
【関連リンク】
スバル レガシィ アウトバック
https://www.subaru.jp/legacy/outback/