「私のクルマにしちゃおうかな?」竹川由華×アバルト595【注目モデルでドライブデート!? Vol.122】

■ルパン三世のクルマ!?

竹川由華×アバルト595
今回の“彼女”は、竹川由華さん!

「ルパン三世のクルマだよね」

竹川由華×アバルト595
アバルト595

そう言われることが少なくないボクの愛車は「アバルト595」だ。

フィアット500をベースにアバルトがサソリの毒を注入したモデルだから“ルパン三世のクルマ”といっても確かに間違いではない…かもしれない。

でも、ルパン三世のクルマは古いフィアット「500」で、製造されたのは1957年から1977年。もう45年も前の話だ。

竹川由華×アバルト595
乗るのが楽しい!

いっぽうで、ボクのアバルトのベースとなった「500」が発売されたのは2007年。だから設計としては、それこそ車体サイズからエンジンの搭載位置まで全く違う。

にもかかわらず世間からは“同じクルマ”だと認識されるのだから不思議だ。理由はもちろんデザインの妙なのだろうけれど、これって結構凄いことではないだろうか。

●不動の人気車

竹川由華×アバルト595
「アバルト、いいかも」

「見た目はかわいいし、中はオシャレ。私も気に入っているよ」

竹川由華×アバルト595
「好きになっちゃいそう!」

どうやら彼女は、アバルト595を高く評価しているようだ。そして、親しみも感じているみたい。

「私のクルマにしちゃおうかな…♪」なんて、いたずらっぽい表情でいうのは妙に本気っぽくて怖いけど(笑)

竹川由華×アバルト595
ドライブ、ドライブ!

あらためて振り返ってみると、アバルト595のベース車である500がデビューしたのはもう15年前ということになる。15年間も作り続けるだけでなく、いまだに年間販売実績を更新するような勢いがあるのが凄い。それだけの魅力があるっていうことなのだろう。

竹川由華×アバルト595
疾走する595

ところで「ルパン三世の愛車がフィアット500」というイメージを持つ人が多いことは理解しているけれど、実は劇中で愛車として描かれていたのは映画「カリオストロの城」などでそう多くはない。

にもかかわらず、ここまでイメージが浸透しているのは凄いことではないだろうか。(つづく)

(文:工藤 貴宏/今回の“彼女”:竹川 由華/ヘア&メイク:塩野みのり/写真:ダン・アオキ

この記事の著者

ダン・アオキ 近影

ダン・アオキ

15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。
諸行無常の響きあり。主に「女性と車」をテーマにした写真を手がけ、『clicccar』では「注目モデルでドライブデート」の撮影をさせていただいております。感謝。
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