■子安峻らが読売新聞を創刊。宇宙ステーションで4ヶ月間の滞在始まる
1874(明治7)年11月2日、子安峻らによって読売新聞が創刊されました。大衆向けの娯楽記事が中心で、漢字には読み仮名が振られているなど読みやすい新聞として、創刊されるや否や人気を集めました。ちなみに読売の名は、新聞のルーツである江戸時代の瓦版が、さわりの部分を“読みながら売っていた”ことに由来するそうです。読売新聞は、現在世界一の発行部数を誇ります。しかし、最近の情報源はネットなので、発行部数はこの10年で30%減ったそうです。
また2000(平成12)年のこの日、ロシアのソユーズ宇宙船が国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、人類初の宇宙での長期滞在が始まりました。滞在したのは、米国人と2人のロシア人の計3人で、約4ヶ月間滞在しました。その後は、途切れることなく誰かが滞在しており、日本人も金井宣茂さんはじめ、7名が滞在しました。今年5月には、野口聡一さんが約5ヶ月半の宇宙滞在を終えて帰還しました。宇宙ステーションでは、いろいろ任務があるのでしょうが、メンタル強くないと何ヶ月も滞在できないですよね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●最新技術を投入した日産の6代目ブルーバード登場!
1979(昭和54)年のこの日、日産「ブルーバード」がモデルチェンジを行い、6代目が登場しました。当時のブルーバードのライバルはトヨタの「コロナ」で、「BC」戦争と呼ばれる熾烈な販売競争をしていました。しかし、4代目と5代目のブルーバードは、コロナに圧倒されていたのです。
そこで登場したのが、日産の技術のすべてを投入した6代目ブルーバードでした。ボディは、2ドアハードトップと4ドアセダン、5ドアワゴン、5ドアバンという4タイプ。大きな角型ヘッドライトを組み込んだ直線基調のシャープなスタイリングが、デザインテーマである“シンプル&シャープ”を印象付けました。注目の新機構としては、直進安定性と制動時の安定性を高める「ハイキャスター・ゼロスクラブ・サスペンション」や改良版「ラック&ピニオン式ステアリング」、放熱性や耐フェード性に優れた「ベンチレーテッド・ディスクブレーキ」などを採用しました。
エンジンは、1気筒あたり2本の点火プラグを配置した1.6L&1.8L&2.0L直4OHCで、1.8Lと2.0Lには電子制御噴射EGI仕様も設定、2.0Lディーゼルも用意されました。トランスミッションは4速/5速MTと3速ATでしたが、翌年3月には1.8Lターボエンジンが追加され、圧倒的な走りで多くの若者から人気を集めました。駆動方式はFRですが、ブルーバードにとってはこの6代目が最後のFRモデルとなりました。
シャープなスタイリングとスポーティな走りを実現した6代目ブルーバードの人気は爆発。販売台数は、1979年12月には小型乗用車クラスで月間トップとなり、それ以降27ヶ月連続でトップに君臨し続け、ライバルのコロナを圧倒しました。
6代目ブルーバードは、歴史あるブルーバードの中でも、「1600SSS&1800SSS」がヒットした3代目ブルーバードとともに、最も人気を博したモデルと言えますね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)