カロッツェリアからハイレゾ音源再生に対応したチューンナップトゥイーター「TS-T930」が発売

■名機「RSスピーカー」で培った技術を惜しみなく採用

TS-T930
カロッツェリア・チューンナップトゥイーター「TS-T930」

カーAVの有力ブランド「カロッツェリア」から、幅広い帯域での高解像度を追求したハイグレードチューンナップトゥイーター「TS-T930(希望小売価格:税込3万800円)」が発売されました。

この製品は、同社のハイエンドカースピーカーである「RSシリーズ」で培った独自技術や厳選された高品位パーツなどを採用し、超高域までの極めて高い解像度で、空間への描写力と臨場感を高めているとのこと。また、専用設計された高品位クロスオーバーネットワークを採用することで、低域から超高域までの音が自然につながり、澄み切った高音と輪郭のくっきりとした音像を実現するとしています。具体的な特長を列記すると……。

●2.5cmデュアルアークリングダイヤフラムトゥイーターを採用

指向性に優れ65 kHzまでの超高域再生を実現するアルミニウム合金製「2.5cmデュアルアークリングダイヤフラム」や、小型でありながら高い駆動力を持つ「ネオジウムマグネット」、そして周波数特性の補正を行う「アルミ削り出しイコライザー」などを採用し、高解像度とともに高い空間描写力や臨場感を実現しています。

●純正システムから手軽に音質向上ができる

高品位ハイパスフィルターを採用した専用インライン「クロスオーバーネットワーク」により、場所を選ばずに取り付けができるため、手軽に音質向上が図れます。純正スピーカーなどから簡単にシステムアップすることができます。

●角度調整機構で高域の指向性をコントロール

ダッシュボードに取り付けたトゥイーターの角度を変えられる「角度調整機構」を採用。高域の指向性をコントロールすることで中域の優れた音場感を実現します。また、トゥイーターの剛性を高め高級感を演出する「しぶき塗装」を背面にまで採用し、高音質スピーカーにふさわしい質感を実現しています。

「TS-T930」の発売は11月から。車内といえども音質に妥協したくないという人は、一聴してみる価値がありそうです。

TS-T930の主な仕様
TS-T930の主な仕様

(文:角田伸幸)

【関連リンク】

・カロッツェリア・チューンナップトゥイーター「TS-T930」
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この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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