つながる機能がさらに充実。最高級カーナビ・カロッツェリア「サイバーナビ」が新製品8機種を発表

■9インチ大画面モデルを筆頭に、3つのタイプから選べる

AVIC-CQ912_DC
9インチ画面を備えるサイバーナビ「AVIC-CQ912_DC」。ネットワークスティック付属

高機能で知られるカロッツェリアの高級カーナビゲーション「サイバーナビ」に新たなモデルが登場しました。近年インターネット接続機能に着目し「つながる」ことにこだわってきたサイバーナビですが、今回の製品群は、その機能をより充実させ、使い勝手を向上させたモデルとなっています。

AVIC-CZ912_DC
使いやすい2DINサイズのサイバーナビ「AVIC-CZ912_DC」。ネットワークスティックが付属
AVIC-CW912_DC
横幅200mmのワイドボディを持つサイバーナビ「AVIC-CW912_DC」。ネットワークスティックが付属

製品ラインナップは大きく3つに大別できます。頂点に立つのが、9インチまたは8インチという大画面モニターを備えたラージサイズメインユニットタイプ。次が7インチの画面を横幅200mmの本体に組み合わせた200mmワイドメインユニットタイプ。そして7インチ画面を2DINサイズに収めた2Dメインユニットタイプという具合。どのモデルもフルフラットデザインを採用しているので、どんなクルマのコンソールにもピッタリフィットさせることができますね。

サイバーナビ最新ラインナップ
サイバーナビ最新ラインナップ

今回のラインナップの具体的な魅力をみてみましょう。

●車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応

docomo in Car Connect
「サイバーナビ」を通じてdocomoのLTE回線と接続できます

ドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応し、同梱もしくは別売のネットワークスティック「ND-DC3」を接続すれば、ドコモの高速データ通信(LTE)を定額(1日550円、30日1650円、365日1万3200円/各税込)で制限なく利用できます。「サイバーナビ」が車載用のWi-Fiスポットとして利用できるため、ドライバーだけでなく同乗全員が、通信量を気にすることなくスマートフォンやタブレットが利用できるというわけです。「サイバーナビ」からYouTube動画を直接操作・再生したり、「AmazonFire TV Stick」をお持ちの方は映画やドラマ、バラエティといった映像コンテンツを楽しんだり、テレワーク的な使い方としては、車内からWeb会議に参加といったこともできますね。なおネットワークスティックセット(-DCモデル)を購入した方は、「docomo in Car Connect」の使用料が1年間無料になるとのこと。

●ネットワーク経由で映像・動画を楽しめる充実したオンデマンド機能

「サイバーナビ」は、Webブラウザ機能を用いてYouTube動画をサイバーナビの大画面で直接操作・再生できる「ストリーミングビデオ」を搭載しています。高画質・高音質のサイバーナビで、YouTube動画が手軽に楽しめます。
さらに自宅のブルーレイレコーダー内の映像コンテンツを手軽に遠隔再生できる「レコーダーアクセス」機能も搭載。ペアリング専用アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」をインストールしたスマートフォンと自宅のブルーレイレコーダーやチューナーをペアリングし、そのスマートフォンを「サイバーナビ」とペアリングすれば、DVDなどにダビングすることなくサイバーナビで録画番組のストリーミング再生を楽しめます。また、遠方へ出かけた際に自宅エリアの放送局のテレビ番組を視聴できることに加え、BS放送、CS放送の視聴も可能です。

●『サイバーナビ』ならではの高画質・高音質再生を実現

マスターサウンドリバイブ
マスターサウンドリバイブ操作画面

ディスプレイに高精細HDパネルを採用し、HD解像度に対応。地図表示はもちろん、ストリーミングによる映像コンテンツやテレビなどさまざまな映像ソースを高コントラストかつ高解像度で描画し、繊細な色彩で楽しめます。さらに、ハイレゾ音源の再生に加え、「マスターサウンドリバイブ」機能を搭載しているため、CDや圧縮音源だけでなく、ネットワーク動画やDVD/SD/USBなどの映像ソースの音までもハイレゾ音源相当にアップグレードし、臨場感あふれる音で再生します。

●自動地図更新に対応し、追加費用なしで最新地図データ利用が可能(最大3年分)

MapFan スマートメンバーズ
MapFan
スマートメンバーズに加入すれば最大4年間、地図データのバージョンアップが無料に

ネットワークスティックやWi-Fiテザリングなどを利用すれば、自動で地図を更新。いつでも手軽に新しい道路や施設情報を自動でアップデートできるので、手間なく常に最新の地図でドライブができます。また追加費用なく自動で最新の道路/地点データ情報に更新できるバージョンアップが、最大3年分(発売時~2024年10月31日)付いているので、取り付け後も新しい道路や施設などの情報を手に入れられます。さらに今なら、MapFanスマートメンバーに加入した方向けにデータのバージョンアップ期間が1年延長されるサービスも受けられるようですよ。

定評あるナビゲーション機能はもちろん、インターネットへの接続機能によって車内をエンタメ空間にできることはサイバーナビの大きな魅力ですね。サイバーナビ新製品の発売は11月から。気になる方はぜひお店で触れてみてはいかがでしょうか?

(文:角田伸幸)

【関連リンク】

・カロッツェリア「サイバーナビ」商品ページ
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/carnavi/cybernavi/?ad=pr

・カロッツェリア・サイバーナビ最新データバージョンアップ1年延長プレゼント
https://shop.mapfan.com/ext/cp/mf21cyber/

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この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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