パソコンPC-8001発売/トヨタ・マツダ・デンソーがEV共同開発会社設立/本格SUVの2代目日産テラノ登場!【今日は何の日?9月28日】

■日本初の普及型パソコン発売を記念したパソコンの日

PC-8001マイクロコンピュータ(引用:コンピュータ博物館)
PC-8001マイクロコンピュータ(引用:コンピュータ博物館)

1979(昭和54)年9月28日、日本電気(NEC)が日本初の普及型パソコン「PC-8001」を発売しました。PC-8001は、キーボードと本体が一体化したデザインで、当時最低でも20万円以上するなか、同等の機能でありながら168,000円という低価格で大きな注目を集めました。企業を中心に発売から3年間で25万台を売る大ヒットとなり、パソコンブームの火付け役となりました。これを記念して、今日は「パソコンの日」に制定されています。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●トヨタ、マツダ、デンソー3社がEV開発のための共同会社設立

2017年のこの日、トヨタマツダデンソーの3社が、電気自動車の共同開発のために「EV C.A.Spirit(EVCAS)」を設立しました。3社の強みを生かして、EVの製品開発ではなく、EVの基本構想や開発のための技術を共同で行うのが狙いです。翌年にはスズキ、スバル、ダイハツ、日野の4社も合流して、7社体制となりました。設立時に2年間の限定で始めた共同会社だったので、2020年の6月に解散しました。明確な成果は公言されていませんが、マツダ初の量産EV「MX-30」やスバルが2022年に発売予定のEV「ソルテラ」に技術が生かされていると思われます。

●本格SUVの先駆け、日産テラノの2代目登場!

1995(平成7)年のこの日、日産から2代目「テラノ」が発売されました。

1995年発売の2代目テラノ
1995年に発売された2代目日産テラノ
1995年発売の2代目テラノの後ろ外観、スペアタイヤの付いた大きなテールゲート
テラノの後ろ外観。スペアタイヤの付いた大きなテールゲートが特徴

1980年代半ば以降、米国で流行したアウトドアブームが日本にも押し寄せ、走破性の高い4WDを装備したSUVが徐々に人気となり始めていました。そのような中、いちはやくブームに対応したのが1986年に登場した日産の「テラノ」でした。ベースはダットサントラックで、セパレートフレームと2段の副変速機を持つパートタイム4WDを備えた本格的なSUVでした。クロカンファンに人気を博しましたが、、販売面では三菱の「パジェロ」やトヨタ「ハイラックス・サーフ」に遅れを取っていました。

1995年発売の2代目テラノのシート、余裕の室内にパワーウィンドウ装備
2代目テラノの車内。余裕の室内にパワーウィンドウ装備

そして1995年、2代目のテラノがデビュー。先代のコンセプトは受け継ぎながら、フレームをモノコック構造のボディ内に組み込んだモノフレーム構造を採用して、軽量化と強度を向上。スタイリングは、2列シートの5名乗車のワゴンスタイルで、ランクルやパジェロなどよりコンパクトな乗用車の雰囲気を持たせました。エンジンは、インタークーラー付き2.7L 4気筒OHVターボチャージャーディーゼルと3.3L V6 SOHCガソリンエンジンの2種、駆動方式はフルタイム4WDおよびパートタイム4WDが用意されました。

1986年発売の初代テラノ、初期は2ドアのみ
1986年発売の初代テラノ、初期は2ドアのみ

2代目テラノは、性能的には優れた本格SUVでしたが、三菱パジェロとトヨタランクルの2トップの勢いに埋没して目立たない存在でした。さらに、1990年代後半になるとミニバンブームによって本格SUV市場は冷え込み始めていたこともあり、テラノはエクストレイルに後を譲って2002年に生産を終えました。ただし、北米ではモデルチェンジをしながら「パスファインダー(テラノの輸出車名)」の車名で、現在も人気モデルとして存続しています。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

Mr.ソラン

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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