よく見りゃ似ているこの2台!昭和を支えた名車から最新車種まで激似〜ちょい似のクルマ5組

●初代レジェンド(ホンダ) vs 7代目カローラ(トヨタ)

legend 198511 front
ホンダレジェンド(初代・1985(昭和60)年)
corolla SE-L
トヨタカローラ(7代目・1991(平成3)年)

またもホンダ・トヨタ対決です。ホンダ初のフラッグシップ・初代レジェンドと、歴代中、最高の品質で、カローラを極めたカローラである7代目AE100カローラ。どこが似ているのかというと、またも後ろ姿。

何とか似たアングルの写真がほしかったのですが、当時のカローラカタログには好都合のものが見当たらなかったので細工をしました。

corolla reverse
カローラのカタログ写真を反転させ、余計な要素も消す。この写真だけラーロカタヨトになってしまうが勘弁!

カローラSE-Lの写真を反転させ、初代レジェンドの写真とアングルを合わせます。そしてレジェンドとカローラを比べてみると…。

legend and corolla enlarged
拡大してしつこくもう一度。コーナー部のランプ形状、ナンバープレートが収まる控えめな突き出し量のバンパーが共通している。
legend and corolla
偶然、ほぼ同一のアングルになってくれた。これまた後ろの形が似てるでしょ!

どうもクルマのデザイナーや開発陣は、車両のフロント側は他車と似ないように気をつけるのに、こと、後ろ姿についてはその意識が希薄になってしまうのでしょうか。考えてみれば、ひとは新型車を後ろ姿よりはまずフロント~全体を眺め回して(たぶん)、良し悪しを判断し、後ろ姿は後回しにしますから、後ろ姿が何かに似ていたところで、クルマを造るほうも見るほうも、意外に問題にしないのかも知れません。

ここまでは過去のクルマ。最後は昔のクルマと最新型モデルの比較です。