シトロエンC3に、ミッドセンチュリーモダンの香りが漂う、日本独自企画の特別仕様車「C3 MODERN SALON」を設定

■遊び心を感じさせるC3を、さらに楽しく演出する内外装の加飾が特徴

2017年の日本導入以来、大ヒット作になっているシトロエンC3。2021年5月には、世界販売累計100万台の大台を超えたそうで、同ブランドの売れ筋モデルになっています。

シトロエンC3
日本独自企画の特別仕様車「C3 MODERN SALON(C3 モダンサロン)」が登場

その魅力は、少しSUVテイストが加わったエクステリア、クラスを超えた快適なシートとカジュアルなキャビン、ハンドリングと乗り心地のバランスの良さで、欧州Bセグメントの中でも個人的にはかなりオススメのモデルです。

さらに、「SHINE」グレードに設定されたエメラルド内装はシート生地裏に特別なフォームが追加され、ボリュームが従来の2mmから15mmに大幅にアップされ、しっとり、ふっかりとした比類ない柔らかさを実現しているそうで、クラスを超えた快適性を誇っています。

シトロエンC3
こちらのボディカラーは「ブラン バンキーズ」

そのシトロエンC3に、日本独自企画の特別仕様車「C3 MODERN SALON(C3 モダンサロン)」が追加されました。

特別仕様車「C3 モダンサロン」は、C3のリラックスできる快適性を「居心地のいいリビング」の延長と定義したことからスタートしたそう。人に優しい居心地のよさと、C3のデザインキーである「角を落としたやわらかな四角」という要素からインスパイアされたミッドセンチュリーモダンのテイストが付加されています。

同特別仕様車は、「アドバンストコンフォートシート」を備えた「SHINE」がベースで、フォグランプベゼル、Airbump(エアバンプ)アクセント、Cピラーステッカー、ダッシュボードパネルにミッドセンチュリーモダンテイストの特別なデザインが施されています。

シトロエンC3
Cピラーにステッカーが配置される

グラフィックのモチーフになったのは、C3のシグネチャーのひとつであるボディサイドのエアバンプ。当時の先端素材である、積層合板の優しげなカーブにも相通じるエアバンプの角を落とした、やわらかな四角を要素として取り入れ、当時実在したかのようなミッドセンチュリーモダン的なオリジナルのグラフィックが表現されています。設定されるボディカラーは、「サーブル」と「ブラン バンキーズ」の2色。

シトロエンC3
クラスを超えた上質なシートが迎えてくれる

カタログモデルの「SHINE」では、「スプリングブルー」か「ブランバンキーズ」の外装色に限定されていた「アドバンストコンフォートシート」が「サーブル」に用意されたことになります。このシートは、初回導入限定車の「C3 EDITION 2021」に装備されていたものと同じもので、テップレザーが一部に配された特別仕様です。

また、アクティブセーフティブレーキ、LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム、フロント&バックソナー、バックカメラ、16インチアロイホイールなどの主要装備は、「SHINE」グレードと同じ。

なお、「C3 モダンサロン」の成約記念として、購入したボディカラーに合わせたグラフィックが目を惹く特製リラックスクッションが2個セットでプレゼントされます。車内では、同乗者がより快適に過ごすことができ、自宅に置けばインテリアのアクセントになり、愛車の存在を感じさせるアイテムでもあります。

シトロエンC3
助手席前の加飾が目を惹く

「C3 MODERN SALON」の価格は、272万5000円。搭載されるパワートレーンは、110PS/205Nmの1.2L直列3気筒ターボと6ATの組み合わせで、キビキビした走りも楽しめます。

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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